【SONY】S-Cinetoneの魅力とは?イメージ通りの色味に仕上げるコツも紹介
動画撮影で重要な要素となるのが作品の雰囲気や印象に大きく関わる色味。
シーンごとの色を整えたり、色による演出を加えたりすることで、映像の見やすさやクオリティが向上します。しかし、撮影後に思い通りの色味にグレーディングするには編集ソフトに慣れが必要で、なかなか手が出せないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、撮影段階でイメージ通りの質感や色味を実現できる撮影モード「クリエイティブルック」「ピクチャープロファイル」の機能です。
その中で今回紹介するのが、「ピクチャープロファイル」の中にある「S-Cinetone(PP11)」です。ソニーのデジタルシネマカメラ「VENICE」の開発で培われた技術を生かして作られたカラーなので、誰でも簡単にシネマティックな表現を実現できます。
まずは「S-Cinetone」で撮影した映像をご覧ください
この動画では編集時に色変更を行わず、収録時の素材をそのまま繋げています。
S-Cinetoneは、「人肌の色」を重視して設計されてますが、風景撮影との組み合わせも全体的に自然な色再現が可能です。
動画内では「α1」「α7IV」「FX6」の3機種を使用して撮影していますが、最近では「α7C II」「α6700」など搭載機種が増えたことで試しやすくなってきました。
光の少ないシーンや夕景のトーンも美しく描いてくれます。被写体を問わずあらゆるシーンで活用できる汎用性のあるルックだと思います。
そのままでも十分綺麗で扱いやすいのが特徴ですが、普段私が使用しているカスタム設定も紹介します。
初期設定ではシャープネスが-5に抑えられているので、被写体によってパラメーターを変えるのもおすすめです。私は風景撮影や物撮りの際はシャープネスを上げて撮影をしています。また、撮って出しで十分美しいですが、簡易的な編集を加えることで、より理想的な雰囲気に仕上げることも可能です。Log撮影ほど自由度はないですが、効率的に色味を仕上げたい時にもおすすめです。
動画をイメージ通りの色調に仕上げるための機能が豊富なのもαシリーズの魅力です。ぜひ皆さんも、「S-Cinetone」を活用してワンランク上の動画ライフをお楽しみください。
今回使用したS-Cinetone撮影におすすめのカメラはこちら↓
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