【SONY】ZV-1と手賀沼自然ふれあい緑道「南岸編」
今回はこれからカメラを始める方にお勧めしたい1台をご紹介いたします。
日常生活を動画として残しておく「Vlog」に特化したカメラとして2020年に発売され、
日本のカメラメーカーとして初の「Vlog用」を前面に打ち出した製品「SONY VLOGCAM ZV-1」をご存知でしょうか。
時代の流れによりコンパクトデジタルカメラの減少で選択の幅が狭くなったと感じますが、
手軽に持ち出して簡単に写真撮影を楽しめるカメラであることを体感できました。
是非、最初のカメラとして試していただきたいモデルです。
千葉県北部に位置する手賀沼南側の「南岸」をメインに撮影してきました。
この手賀沼の南岸は全長約9.4kmの遊歩道となっていて見晴らしデッキ、休憩場所として利用できる施設もあり、
散策やジョギング、サイクリングなどの憩いの場として利用できる自然ふれあい緑道です。
遠くに見える手賀大橋は、手賀沼を南北に横断する県道の橋で、ちょうど中間地点でもあり、
南のたもとに道の駅、北側には水の館がある手賀沼の中心です。
手賀沼と言えばなんと言っても葦原、手前に見える「葦」は水の浅い沼や湖、川辺の湿地などに生え、高さは1.5~3メートルにもなります。
この葦原は自然浄化作用を持ち、多くの生物のよりどころにもなっていることから、復元事業が行われている地域もあるようです。
こちらは手賀沼を経由して、利根川と江戸川をつなぐ北千葉導水路の導水管です。
手賀沼に利根川から水を引き込むことで、手賀沼の浄化を行う一方、そこから江戸川へ導水し、都市用水として送られています。
また大雨や台風時などに起こる洪水による浸水を守る役目もあるようです。
北千葉導水路の役割やしくみについて 紹介する施設「北千葉導水ビジターセンター」の横にある水門。
細い道に変わり突然現れた水門は、とてもインパクトがあり記憶に残りました。
ここまで来ると南岸も終わり、手賀沼のほぼ半分の距離となります。残り半分の北岸は次回ご紹介できればと思います。
さて実際に「SONY VLOGCAM ZV-1」を使ってみた感想は、簡単に写真を楽しむことができるコンデジとして十分使えます。
動画に特化したこともあり、写真を撮るための露出を考えながら絞りとシャッタースピードを変更したい方には向かないかもしれません。
ファインダーレスカメラではありますが、スマートフォン感覚で液晶画面を見ながら撮影することができるカメラでもあります。
また背景のぼけ感をワンタッチで切り換えられる「背景ぼけ切り換えボタン」など変わった特徴もあり、
ほぼオートで難しいことは考えずに赴くままにシャッターを切りたい方にお勧めです。是非使い勝手をお試しください。