SONY Eマウントレンズは、SONY純正に加えてTAMRONなどのサードパーティーレンズも充実しています。
選択肢が多いことは喜ばしいことではありますが、その反面レンズ選びでは悩むことがしばしば。
今回はその選択肢が多い中で、私のオススメレンズ「TAMRON 35mm F2.8 DiIII OSD M1:2/Model F053SF」を4つのオススメポイントを添えてご紹介いたします。
なお、使用カメラはSONY α7IIIです。
おすすめポイントの1つ目は、「小型・軽量、気軽に撮影!」です。
カメラを持っていざ撮影に出かけるときに機材が重いと持ち運びも撮影中も大変です。やっぱり、軽い機材で気軽に出かけたいと思う私は、このレンズの小型・軽量には助けられています。
レンズの見た目から重そうに思われがちですが、実際の重量は210gと非常に軽いです。
SONY α7IIIと組み合わせても約860gに収まるので、気軽に撮影に出かけられます。
レンズフードはキャップタイプとなっており、フィルターを取り付ける際はフードに取り付けとなります。
おすすめポイント2つ目は、「被写体にグッと寄って撮れる」です。
このレンズはなんと最短撮影距離が0.15m、最大撮影倍率が1:2とマクロレンズ並みの近接能力を持っています。
寄れるということは、被写体をクローズアップし、絞り開放では大きな背景ボケを作り出すことが出来るので、印象的な写真を撮ることが出来ます。
この魚の写真は、絞り開放F2.8でグッと寄って撮影しました。
いかがでしょう、こんなにも背景をボカすことができます。
ちなみに、F4まで絞るとこのような結果となりました。
F2.8とは大きくボケ量が変わり、ピントを合わせた魚以外も認識できます。
絞りを変えることは、カメラで撮影することの醍醐味であり、開放F2.8から使用できるので表現の幅を持たすことができます。
3つ目のオススメポイントは、「高い解像力と速くて正確なAF」です。
こちらの写真は、レンズの高い解像力のおかげで魚の目や鱗など細かな部分まで描写しています。
また、魚が泳いで止まってを繰り返している中で、十分に追従しピントを合わせてくれました。
撮影中はこんなにもAFが速いのかと驚いてしまいました。
このレンズはSONY製カメラの「ファストハイブリットAF」や「瞳AF」などの機能にもしっかりと対応していますので、より安心して使用できます。
最後のオススメポイントは、「お手頃な価格」です。
このレンズは解像力やAF性能がいいのにも関わらず、非常にお求めやすい価格でお財布の味方になってくれます。
新品でも4万円を切る価格(2022年1月31日現在)で、充実した性能ながらこの価格は驚きです。
カメラ初めての方はもちろん、ズームレンズのお供としてこのレンズがオススメです。
ご覧いただきありがとうございました。