
【TAMRON】35-150mmF2-2.8で秋の終わりと冬のはじまり
ここ最近寒さが厳しくなり、本格的な冬のはじまりが見えてきました。
今回使用した機材は、大人気レンズ「TAMRON 35-150mm F2-2.8 DiIII VXD / Model A058S(ソニーE用/フルサイズ対応)」
発売日から人気のあまり、長期欠品しているレンズとなります。
その大人気レンズを撮影できる機会に恵まれ、「SONY α7C」と共に秋の終わり頃に近くの公園で撮影いたしました。
なぜこのレンズはここまで人気なのでしょうか。早速写真をご紹介いたします。
まず描写力を試そうと、あえて厳しい条件で撮影してみました。
光に向かってカメラを向け撮影してみましたが、葉の質感が手に取ってわかる1枚となりました。
葉の隙間・薄さから光が透けている色や雰囲気がとても美しいです。
ベンチで休んでいる方をあえて開放でぼかして撮影してみました。
ピントを合わせた左の木の葉が主題のはずなのに、どちらも印象的な写真となりました。
後ろのボケ方、程よい球面収差が中心をまとめてくれた気がします。
上記の写真は広角側 最短撮影距離0.33mにて開放で撮影しました。
硬いつぼみを優しい雰囲気で表現しつつも、しっかりとした描写に驚きました。
このスペックでここまで寄れるともう少しボヤっとした写りではないかと事前に思っていたため、これは凄いと率直に感じました。
後ろの丸ボケが美しく、まるでイルミネーションかのように紅葉を引き立ててくれました。
こちらも光を取り入れたおかげで、紅葉の透き通った雰囲気が好みです。
突然飛んできた大量の渡り鳥に、思わずレンズを向けてしまいました。
驚いたのは右下の光源周辺。フレア、ゴーストが一切出ておりません。
冒頭の葉のアップの写真も出ておりません。光源に強く、光学設計がよいことがわかります。
最後は公園でのスナップ撮影の楽しさが伝わる写真を並べてみました。
ポートレート撮影に最適と呼ばれている本レンズですが、スナップ撮影でも使い心地がよかったです。
35-150mmのおかげで飛んでいる鳥から近くの植物など、臨機応変に撮影することができました。
開放値F2-F2.8であることから、まるで単焦点レンズのようにボカすことも容易。
α7cのコンパクトさもあり、1~2時間程度での重量の疲労は全くなかったです。
良いと思った被写体や構図に対して、一瞬のシャッターチャンスを逃さずに直ぐに対応ができる。
ポートレートは勿論、スナップ撮影でも必ずあります。
そういった逃したくない瞬間に、適応してくれる素晴らしい相棒でした。
「TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD」は現在欠品しており、納期は未定となってしまっておりますが、手に入れて後悔することは間違えなくありません。
それほど自信をもっておすすめできる逸品です。
ぜひご予約いただき、入荷をお待ちいただければ幸いです。