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【Voigtlander】新大口径レンズNOKTON 23mm F1.2 Aspherical登場

【Voigtlander】新大口径レンズNOKTON 23mm F1.2 Aspherical登場

2022年4月発売予定のVoigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mountが3月15日に発表されました。
マニュアルフォーカスの大口径準広角レンズで、光学設計は富⼠フイルムXシステムカメラのイメージセンサーに最適化されています。


焦点距離は35mm判換算で35mmをカバーしており、Xマウントのこの焦点距離では最も明るい開放F1.2の大口径を実現しています(2022/03/15現在)。
加えて、大口径ながら全長43.8mm、重量214gとコンパクトで取り回しがしやすいのも特長で、小型で高性能なFUJIFILMのXマウントカメラボディとの相性は抜群です。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/12000秒 / ISO:160 / 焦点距離:23mm / Classic Neg.
使用機材:FUJIFILM X-T4 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

開放絞りF1.2の本レンズは、絞り開放からピント面のシャープさに長けており、十分なシャッタースピードだけでなく、大きなボケが得られます。
レンズ構成は、6群10枚構成で両面非球面レンズ1枚、異常部分分散ガラス2枚を使用しています。

絞り:F1.6 / シャッタースピード:1/3800秒 / ISO:160 / 焦点距離:23mm / Classic Neg.
使用機材:FUJIFILM X-T4 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

最短撮影距離は0.18mなので、被写体に近寄って大きなボケ量を得ることも可能です。
もともと大口径のレンズですのでそれらと合わさって、より特徴のある写真やダイナミックな写真が撮れるでしょう。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/32000秒 / ISO:160 / 焦点距離:23mm / Classic Neg.
使用機材:FUJIFILM X-T4 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

豊富なボケ量から得られる奥行き感や空気感。
ピントの山は薄いですがミラーレスカメラとの組み合わせですので容易にフォーカスを合わせることができます。
また、ピントリングのトルクも大きすぎず小さすぎずで滑らかに回転するので、ピント合わせ時だけでなく、レンズをただ支える時ですら左手が無意識に動いてしまいます。

絞り:F6.4 / シャッタースピード:1/75秒 / ISO:160 / 焦点距離:23mm / Classic Neg.
使用機材:FUJIFILM X-T4 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

換算35mmの本レンズは気軽に持ち運べるだけでなく、近接撮影からその場の雰囲気を収める撮影まで幅広く活躍します。
ピントリングとは別に絞りリングが備わっており、こちらは1/3ステップ毎にクリックがあります。
滑らかに動くものの、触っただけでは変わらない適度な固さがあるので咄嗟にカメラを構えて設定がちぐはぐになることもありません。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1500秒 / ISO:160 / 焦点距離:23mm / クラシックネガ
使用機材:FUJIFILM X-T4 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

ファインダーを覗いてもよし、モニター越しに見てもよし。
マニュアルフォーカスレンズとしての使用しやすさはミラーレスカメラの登場で飛躍しました。
そして、本レンズはマニュアルフォーカスレンズながら電子接点を備えているのでフォーカスチェックや撮影距離連動表示をすることが出来ます。
また、対応のカメラとの組み合わせではボディ内手ブレ補正も使用することが可能です。

絞り:F1.2 / シャッタースピード:1/11000秒 / ISO:160 / 焦点距離:23mm / Classic Neg.
使用機材:FUJIFILM X-T4 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

クラシックな写りを残しつつ、しっかり開放絞りから使用できる解像感。
フィルムの様な空気感を残しつつ、モニターで確認するとくっきり写っていることがすぐに分かります。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/550秒 / ISO:160 / 焦点距離:23mm / PROVIA
使用機材:FUJIFILM X-T4 + Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical

もちろん、フィルムシミュレーションによっては現代的な写りも得意とします。
マニュアルフォーカスレンズは癖がある印象が勝手ながらありましたが、本レンズは全くそんなことはなく良い意味で大人しく、こちら側が求めるものをすっと写し出してくれる良い相棒となるレンズでした。

大口径でコンパクトな標準レンズ。
FUJIFILM Xシステムの23mmをカバーするレンズとしては最も明るいF1.2の絞りを有しながら、開放からしっかりとお使いいただける高性能さを兼ね備えております。
精細な写りをしながら、フォクトレンダー特有の味を残しつつ、12枚の絞り羽根による美しいボケ感は一度味わってしまうと虜になってしまうでしょう。
デジタルに慣れている方には新鮮さを、クラシカルに慣れている方には懐かしさを、どのお方にも楽しんで頂けるレンズとなっております。







[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. FUJIFILM | 掲載日時:22年03月17日 11時00分 ]

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