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【Voigtlander】本日発売!マップカメラだけで手に入れることができる特別なXマウントレンズ

【Voigtlander】本日発売!マップカメラだけで手に入れることができる特別なXマウントレンズ

平素よりマップカメラをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
おかげさまでマップカメラは本日 2024年8月13日に創業30周年を迎えることができました。
これもひとえに、ご利用いただいた皆様のご愛顧の賜物と厚く御礼申し上げます。
これからも末永くご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

さて、先日よりご予約を開始していたマップカメラだけで手に入れることができる特別なXマウントレンズ『Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount ~MapCamera 30th Edition~』が本日発売となりました!楽しみにしてくださった皆様、本当に長らくお待たせいたしました。

こちらのレンズをご存じない方のためにも、少しどのようなレンズなのかもご紹介したいと思います。本レンズはマップカメラ創業30周年を記念して「株式会社コシナ」様と特別に共同開発したわずか300本限定のフジフイルムXマウント専用交換レンズ。ご存知の方も多いと思いますが、すでに通常モデルとして『Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount』という商品が存在、画角こそ同じではありますが、そのレンズが持つ描写性能は全くの別物です。

通常モデルとは異なりレンズコーティングを「シングルコート」に変更。外観のデザインもピントリングの形状をはじめ、付属するフードもちりめん塗装を施したレンズに触れるだけで所有する歓びを味わえる仕様となっております。詳しい商品の詳細についてはマップカメラ公式YouTubeチャンネルにて公開をしておりますので本ブログ文末のバナーからご覧ください。

さて、過去の「StockShot記事」ではカラーでの撮影を中心にご紹介してまいりましたが、シングルコートといえばやっぱり「モノクロ」でしょう!写真全体に自然な粒状感を加えることでフィルム調の風合いを手軽に演出できるグレインエフェクトもたっぷり使ってディープな撮影をいたしましたのでぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。今回は本レンズとデザインもベストマッチ「FUJIFILM X-Pro3」に装着し、東京の街へ。

X-Pro3のファインダーを覗きながら絞りによる被写界深度の変化をじっくりと見定める。やはりこのレンズを使うと積極的に開放絞りを使いたくなってしまうのです。ボケ過ぎず硬過ぎずなんともしっくりくる。こういうレンズが欲しかったんだよ。そう心の声が聞こえてきます。

広々とした公園、凧上げををしている男性とそれを眺める女性。グレインエフェクトの効果を強めに設定するとまた違った印象を見せてくれます。凧上げを楽しむふたりにピントを合わせましたが、手前の草の絨毯の質感がしっかりと描かれていることに驚きました。

8月もいよいよ半ばに差し掛かり、少しひまわりも暑さにつかれているよう。そんな中でもまだまだ俺らは元気だぞと言わんばかりの2輪を見つけたので写真に収めました。F2.8で撮影しましたが、このあたりから被写体の輪郭がくっきりと表現してくれます。

X-PRO3+本レンズ+モノクロ+グレインエフェクト(強)の組み合わせで撮影していると、まさにフィルムカメラで撮影したかのようなアナログ感を感じさせてくれます。撮り始めて30分ほどは背面の液晶パネルですぐに画像確認ができないことに不便さを感じていた筆者。

いつもであれば1枚撮影すると背面モニターでピントが来ているかなど細かく確認をして納得いくまで撮影するのが筆者のスタイルなのですが、フィルムカメラを愛用していた時代の記憶が徐々に蘇ってきてファインダー上でしっかりとピントを詰め、モニターで仕上がりをチェックせずパソコンで見るまでお預けという撮影スタイルがこの組み合わせをより楽しくしてくれることに気づきました。

絞り開放の愉しさはこのレンズにしかない特別な魅力ではありますが、絞り込んで被写体に動きを出すようなスナップ撮影もまた深みのある描写をしてくれるレンズです。

12枚の絞り羽根を採用することで限りなく円形に近づけており、自然な描写とクセのない表現が非常に魅力的な逸品。上の写真はグレインエフェクト有り、下の写真はグレインエフェクトなしで撮影しておりますが、表現したい作風に応じて絞りとグレインエフェクトの自由自在な変化を楽しめるのは非常に魅力的です。

特別な存在。それは今しか手に入れることのできないプレミアムなレンズ。
ピントリングに触れるとその心地よい操作フィールに心を奪われ、撮影をしていると時の流れを忘れさせてくれる不思議な感覚。近頃はオートフォーカスの技術が進歩し、シャッターを切れば美しく理想の写真が撮れる時代になりました。

そんな時代だからこそ「道具としての魅力」。1枚1枚をかみしめるように撮影をする。
時にはピントを外したり、ピント合わせが間に合わずシャッターチャンスを逃したりすることもあります。でもその失敗も写真を撮る愉しさだと実感することができます。

コーティングの違いだけではなく、ピントリングや専用のちりめん塗装を施したフードなど目で見ても愉しめる逸品となっております。コレクションの1つとしてFUJIFILMユーザーはもちろんのこと、これからFUJIFILMの製品を購入しようと検討中の方も是非ご検討いただけますと幸いです。

 

特別対談

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:24年08月13日 10時42分 ]

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