【Voigtlander】MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount予約開始!!
MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount
本日よりご予約開始です!
「APO-LANTHAR」と聞くと懐かしく感じられるお客様も多いのではないでしょうか。
元々、Voigtlanderのレンズの中でも”最高の光学性能”を
持つレンズに付けられる「APO-LANTHAR」の銘。
今では生産完了になってしまった
「APO-LANTHAR 90mmF3.5」や
「MACRO APO-LANTHAR 125mmF2.5」など
“最高の光学性能”は決して誇張ではなく、その端正な写りから
銘玉として名を馳せていました。
そして「MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount」は
2016年秋に開催されたフォトキナで開発発表され
その後CP+2017で製品版に近い物が初お披露目となりました。
筆者も首をなが~くして待っていた人間の一人ですが
約1年の時を経て発売となります。
さて「APO-LANTHAR」と言えばアポクロマート仕様であることを示す
鏡胴先端部の赤/青/緑の3色リングが目印でしたが
時代の移り変わりに合わせ、本レンズでは控えめなデザインへと変更が成されています。
もちろん”APO“の名を冠するレンズですので、色にじみやパープルフリンジなどの原因になる色ズレ、
“軸上色収差“や”倍率色収差“の補正に優れたレンズとなりますが、それだけではありません。
その中でも高い”平坦性“や”解像力“が要求される、マクロレンズとして開発されているのです。
α7II + MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount CP PLUS
ss1/125 F2.0 ISO400
※PCからご覧の方は画像を右クリックし
別ウィンドウで開いていただくと大きなサイズでご覧いただけます。
上記写真はCP+2017参加時ものとなりますが、参考出展されていた
デモ品をお借りしてVoigtlanderのカタログを撮影したものになります。
うっすらと軸上色収差が見受けられますが
デモ品の時点で既に色やトーンの端正でなだらかな繋がり
そして解像力も非常に高いレベルを持っていると感じました。
MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mountは
マクロレンズとしては最大撮影倍率1:2のハーフマクロとなりますが、
65mmという焦点距離を考えるとこれ以上寄れても
カメラやレンズそのものが陰になってしまう可能性がありますので
丁度良い撮影倍率であると言えるのではないでしょうか。
一昔前、コンタックスRTSマウント(Y/C)に
Makro-Planar T* 60mm F2.8 Cというハーフマクロレンズがありましたが
焦点距離や撮影倍率は近しいものを持ちつつ、F値が更に1段明るくなっているのがポイントですね。
α7II + MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount CP PLUS
ss1/100 F2.8 ISO1000
こちらもCP+2017で触らせていただいたデモ品で撮影した写真となります。
ほぼ最短での撮影と記憶しておりますが、マクロ域でこれだけの写りを見せる本レンズ。
思わずその場で感嘆の声を漏らしてしまいました。
MF専用レンズにはなりますが、
ボディ側と情報をやりとりするための電子接点も備えており
Exifへの記録やα7IIシリーズなどに搭載された
ボディ内手振れ補正も5軸全てが動作しますので
大変使い勝手の良いレンズとなっております。
古き良きレンズの血を脈々と受け継ぐ
最新光学設計のMACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount
発売が待ち遠しいですね。
皆様のご予約お待ちしております!
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