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【Voigtlander】NOKTON 50mm F1をRFマウントで楽しむ

2023年10月に発売されたVoigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mount。NOKTON 50mm F1はライカM用、ニコンZ用が既に発売済みでしたが、待望のキャノンRF用もラインナップに加わりました。今回はRF用のレンズをCanon EOS R6 MarkⅡに装着して、写真を撮りに出掛けてきました。

Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mountはコシナ初の電子接点付きのレンズです。Canon EOS Rシステムのボディと組み合わせて撮影することで「Exif情報」「ボディ内手ブレ補正(3軸)※搭載機種のみ」「3種類のフォーカスアシスト機能(拡大表示、ピーキング、フォーカスガイド※RPを除く)」に対応しているので純正レンズと同じように撮影することができます。

せっかくの明るいレンズなので、F1開放にしてシビアなピント面を追い込んでいきます。最短撮影距離は0.45mです。黄色のバラの写真は最短距離で撮影してみました。花の中心から、とろけるような柔らかなボケが広がっています。

こちらは日を改めて別の日の写真です。着物好きの友人と写真を撮りつつ、お出掛けをしてきました。被写体からある程度距離をとっても、しっかりと立体感のある描写をしてくれます。

こちらのレンズは大口径ということもあり、開放で撮影すると周辺減光が目立ちますが、夕暮れの時間帯に写真を撮ってみると周辺減光があることによってシネマティックな雰囲気になりました。それでも周辺減光が気になる場合には、軽く絞ると解消されます。

また、開放F1で明るい場所で撮影をすると高輝度部にパープルフリンジが発生することがあります。上の横顔の写真でもわずかにパープルフリンジが発生しています。本記事で掲載している写真はすべてJPEG撮って出しでレタッチ等は行っていませんが、気になる場合はフリンジ除去のレタッチをした方が良さそうです。

最後に少し絞って夕景を収めてみました。

今回Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mountを使っていろいろなものを撮り歩いてみましたが、感想としては撮っていてとにかく楽しいレンズです!F1で撮影しているとやはり見えてくる世界が変わってくるので、自分が想像した以上の写真が撮れました。

本記事の冒頭で電子接点付きレンズなので純正レンズと同じように撮影できると書きましたが、写りは純正とは違った個性的な写りで撮影者を楽しませてくれます。クリーンな写りではなく、一癖ある写りがお好きな方にオススメしたいレンズです。

 

 ↓今回使用した機材はこちら↓

[ Category:Canon Carl Zeiss & Voigtlander | 掲載日時:23年12月01日 11時06分 ]

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