【ZEISS】暮れゆく夕日の
写真には光が必要。
ただ夜にしか見えない世界がある。
α7sはどんな風に捉えるのか。
夕闇迫る町に出かけてみました。
普段よく通る踏切。
いつも何となしに通り過ぎる踏切が夕陽を浴びて
その輪郭を浮かび上がらせていました。
レンズはBatis 85mm F1.8。
標準に限りなく近い中望遠レンズは目に留まった景色を
より印象的に捉えてくれました。
少し離れた場所にある最近お気に入りの場所。
夕焼けに染まる空とシルエットになる被写体。
ここに来るとのんびりしてしまい、少しの外出のはずが
気付くと随分と時間が経ってしまっています。
多くの人がこの道を通ります。
犬の散歩をする人も、ランニングする人も、
私みたいにふらふらとただ歩いている人もきっと。
空には何本もの飛行機雲。
刻々と変わっていく空の色。
一日が終わっていくなぁ。と無性に切なくなってきます。
今回ボディ側のレンズ補正(周辺光量、倍率収差、歪曲収差)を全て「切」にしています。
もうじき夜になる公園の遊具。
夜と公園の組み合わせってワクワクしませんか。
不気味さも含めて。
シャッタースピードは1/100。ISO感度は6400。
高感度の美しさも褒めるべきポイントですが
F1.8の開放でのピントのキレと立体感に度々感心させられます。
夜の撮影はシャッタースピードが遅くてブレるし
感度を上げればノイズが悩みの種。
でもカラフルな光源が点在する夜は、昼間とは違う顔が見えます。
α7sのように高感度に強いカメラがあれば写真の楽しみ方は
より一層増えると思います。
最後に
試しにシルエットになったシャドウ部を引き上げてみました。
極端に引き上げたのでやはり無理はありますが、遊びようはいくらでもあるなと感じました。
カーソルを合わせると写真が変わります。
※スマートフォンの方はタッチすると画像が変わります。
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α7sは個人的に一番好きなモデルです。
Batis 85mmは正直「意外」な写りでした。
85mmはもともと個性的なレンズが多い気もしますがこのレンズも独特な写りがあります。中望遠の新しい候補にオススメです。
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