【ZHIYUN】ジンバルを使ってみた日のこと。
SONYα9III 120コマ/秒対応エントリーモデルスナップミラーレス動画ミラーレス動画ソニーα編動画撮影秋、色撮りどり
昨今高まる動画需要。
撮影設定……機材…、普段スチルでのスナップ撮影がメインの筆者にとって動画撮影と聞くとどうしても難しく捉えてしまう部分がありました。
そこでまず今回は動画撮影における必須アイテム、ジンバルへの抵抗がなくなった日のことをブログにしたいと思います。
訪れたのは葛西海浜公園です。
葛西臨海公園からのびる葛西渚橋を渡ると海に面した葛西臨海公園となります。
葛西海浜公園は17時を過ぎると、葛西渚橋は通れなくなってしまいますので、日が長いこの時期に余裕を持ちすぎると海辺付近には入れなくなってしまいますのでお気を付けください…。
平日のこの日は人もまばらで、落ち着いて撮影ができる絶好のシチュエーションでした。
ボディとレンズはSONY VLOGCAM ZV-E10とSONY E PZ 10-20mm F4 G。ジンバルはZHIYUN CRANE M3。
全体的にコンパクトに、また色をさわやかにホワイトで合わせてみました。
では、簡単な動画を作成しましたのでまずご覧ください。
ここからは動画内のいくつかの切り抜きにて進めていきます。
上下左右動かすことでジンバルの動きを制御できるジョイスティック。ちょうどハンドル部を持つと親指にあたります。
早速1カット目から利用しました。一定の力を加えると一定のスピードで動かせるため不自然な動きにならずストレスなく撮影が可能です。
ジンバルを使ってこその動きに少しわくわくします。
風にそよそよと揺れる緑の奥に見えるのは葛西臨海公園にあるダイヤと花の大観覧車です。
昼間はちょっとこんな風にノスタルジックに、また夜間はライトアップされロマンティック雰囲気を漂わせます。
はじめは風景に限定した撮影のつもりでいたのですが、せっかくですからこの日付き合ってくれた友人との影のカットを入れてみました。
ぐっとVlog風な映像に早変わり。
ジンバルの手ブレ補正の強力さが最も発揮されたカットになったのではないでしょうか。
Vlogと括っても表現方法は様々だとは思いますが、持ち運びに便利なデジタルカメラであったりまたはスマートフォンが用いられることの多いイメージがあります。そんな中に機材を一つプラスしてみる選択肢、中でも本体重量500gとコンパクトなCRANE M3であれば思い出もよりハイクオリティな映像作品として残すことができます。
ジンバルの向きを下に向けて波打ち際ギリギリを攻めてみました。
もちろんできないことはありませんが、手持ちでの撮影となると手ブレ以前に、このアングルを撮影するため低姿勢を保ったまま機材を扱うのはあまり現実的ではないのではないかと思います。ジンバルの使用であればそのような無理なく撮影することも可能です。
晴天に恵まれたこの日、まだ日の長いこの時期なら夕方の空もでも青が燦燦としており、非常に気持ちの良い撮影日となりました。
調整や撮影方法、重さなども考慮するとなんだか手が出しにくかったジンバル。
使いこなせたかどうかという点においては反省点ばかりですが、1度使ってしまうと今後の撮影に欠かせないアイテムになりました。
映像を見て頂ければお分かりかと思いますがこの日はジンバルの使用にばかり気が向いてNDフィルターを持ってくることを忘れてしまい…、次は新たな装備とともに動画撮影に挑みたいと思います。