【ZV-E10発売記念】マスト・バイ・レンズ~E 35mm F1.8 OSS編~
自在に、シネマティック。レンズ交換式VlogCam。
2021年9月17日、APS-Cセンサーを搭載したレンズ交換式ミラーレス一眼カメラ「ZV-E10」が発売となりました。
今回は発売を記念し、我々カメラ専門店MapCameraのSONYコーナー担当スタッフがZV-E10をオススメレンズと組み合わせて各々自由に撮影を行ってもらいました。
それらをレンズ毎、作例と共にお送りいたしますので是非レンズ選びの参考にしてみてください。
今回使用したレンズは「SONY E35mm F1.8 OSS」。
35mm判換算53mm相当で開放F1.8と標準域の明るいレンズです。
重さは154g、全長は45mmとかなりコンパクトなレンズとなっています。
ZV-E10と合わせても497gなので、大体500mlペットボトルくらいの重さです。
軽量でありながらも、”レンズ交換式一眼カメラを持っている感”をきちんと味わえるこの組み合わせで今回はスナップ撮影をして来ました。
さっそくですが、ランチをとろうとインドカレー屋さんへ立ち寄ります。
まず開放のF1.8で撮った1枚から。
帰りがけに外のショーケースに並んでいたタンドリーチキンを撮ってみましたが、明るいレンズ特有のボケ感を楽しむことが出来ます。
ピントが合っているところからゆっくりとぼけていく描写は、レンズ交換式カメラの醍醐味です。
陽があたり美味しそうに光るチキンをより一層引き立てることが出来ます。
カメラを持って歩く筆者に「好きに撮っていきなー」と八百屋のおじさんが気さくに声をかけてくれました。
街並みの奥行ある雰囲気も、スマートフォンなどで撮影してしまうとピントが全面に合ってしまいますが、標準域の単焦点レンズであれば抜け感のある雰囲気に仕上げることが出来ます。
ごちゃついてしまう背景も上手くぼけてくれたので、飾りのボンボンを綺麗に浮かび上がらせることが出来ました。
ふと散歩していると、細い路地の入口を塞ぐように放置されている自転車が目に入りました。
長い間この場所に停められて主人を待っているのでしょうか…
思わず目に止まった違和感のある風景に、ストーリーをつけてみると面白いかもしれません。
見かけるとなぜだかシャッターを切ってしまう構図です。
人の視野に近い標準域らしい画角は、何気ない風景を切り取るスナップ撮影にまさしくピッタリです。
予報では曇りだったはずが、この日はいつの間にか刺すような快晴。
油断して日焼け止めを塗ってこなかったことを悔やみながら天を見上げます。
太陽光があたり、葉の透け感が美しい1枚です。ピントが合っている部分は葉脈までくっきりと捉えることができます。
センサーがAPS-Cなので、スマートフォンやコンデジに比べると色の描写がとても綺麗です。
街路樹を切り取るだけでも特別な1枚になりました。
電車の中から1枚。
やわらかな前ボケが、奥の陽
また、カメラ自体がコンパクトなために電車の中で構えたとしても撮影者はもちろん周りの乗客が見ても抵抗がないように思います。
場所を問わず、持ち出しやすい組み合わせだと再認識しました。
ZV-E10にはビビッド、ポートレート、風景、夕景、セピアなどのクリエイティブモードが搭載されており、様々な撮影スタイルを楽しめます。
今回は明暗差のはっきりした場所で、白黒に設定して撮ってみました。
奥から手前にかけて、黒、白、またグレーを含んだ色まで諧調豊かに表現できます。
表示通りに並ぶ足元がかわいらしく、エレベーターが到着するまでの間にさっと撮った1枚です。
手軽にすぐシャッターを切れるのがこの組み合わせの良いところです。
窓から入る光の加減が味のある1枚になりました。
お洒落なカフェで、お洒落なクリームソーダを頂きながらひとやすみします。
炭酸のシュワシュワという音が聞こえてきそうです。
ピント面の果物やアイスクリームの質感や立体感までよく伝わってきます。
いかがでしたでしょうか。
今回の撮影では1日を通して首からZV-E10下げて歩きましたが、重さが苦になる瞬間がありませんでした。
軽量でコンパクトかつ、万能なSONY E35mm F1.8 OSS。
今回はスナップ撮影でご紹介しましたが、もちろんVlog撮影でも大活躍間違いなしのレンズです。
どこへ持ち出すにも邪魔にならない、どんなシチュエーションに溶け込むようなそんな1本だと思います。
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