あたらしいフィルム、HARMAN 「Phoenix 200 」発売!
今回ご紹介するのはHARMAN Phoenix 200です。
HARMAN Phoenix 200 はHARMAN Photo によって初めて製造された、C41 / CN16 処理で現像が可能な ISO 200のカラーネガフィルムです。
こちらのフィルムは自社で一から製造したものとなっており、創造と再生を表すフェニックスの名を冠したフィルムとなっています。
まさにHARMAN Photoの新しい時代の幕開けを表すフィルムです。
フィルムネガは黄土色っぽい色をしています。
新たに生産をはじめたHARMAN Photoのフィルムの特徴ともいえます。
早速CONTAX T3につめて写真を撮影してみましたのでご覧ください。
まず撮影に訪れたのは海、冬の濃いブルーを狙いました。
強めの粒状感、高コントラストが特徴的なフィルムです。
明るさの差が激しいシチュエーションだとパキッとしたドラマチックな印象になります。
かなりきれいな二等辺三角形の石を発見、右から差す陽射しに対して陰影がしっかりと出るフィルムであると感じました。
左側に写る車のフロントガラスに反射した光がハレーションを起こしています。
強い光が当たった部分にこのような効果が出るのもこのフィルムの特徴の一つです。
色調は違いますがCinestill 800Tのようなじんわりとした光のにじみがきれいです。
撮影した写真にもこの効果が表れていたものがありましたのでご紹介します。
撮影した写真の中でも個人的に驚いた一枚。
陽の当たっている白い石がハレーションを起こして印象的です。
このハレーションですが、個人的には写りに対してマイナスになるという感じはなく、写真をより印象的に仕上げてくれるようなものだと感じました。
こういった普段予期しないところに現れる魅力的な効果はデジタルにはないフィルムを使う楽しみの一つだと感じます。
直射日光に当たらない場所ではコントラストがありつつも、しっとりとした柔らかな色合いになると感じました。
対して十分に太陽の光を浴びているシチュエーションだと明るくはっきりとした写真に。
様々な写りを楽しめるフィルムだと感じます。
風に揺れる赤く色づいた葉、ハレーションの効果もあり、かなり濃い赤になったように感じます。
FUJIFILM VELVIAシリーズなどに代表される色鮮やかなポジフィルムの赤とはまた違った色で新鮮でした。
今回は秋らしい景色を撮影してみましたが、春や夏、そして雪の降る冬などはどんな写りになるか試してみたいと思いました。
偶然起こる印象的なハレーション、そしてコントラストが高く、それでいて粒状感のある質感、今までにないフィルムが登場したのだと確信しました。
何でもない日常を豊かにしてくれるかもしれません。
旅行やお散歩、ポートレートなどいろんなシチュエーションの撮影で楽しむことができるフィルムであると思います。
適正露出で撮影すると本当にドラマチックな写真に仕上がるため、しっかりと露出の設定が可能なカメラと一緒に使うのがおすすめです。
ぜひお手元に手のひらサイズのフェニックスを!
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