新宿の町でも道路脇の植え込みに紫陽花の花をよく見かける時期になりました。
マップタイムズオンライン「花フォト」の読者の皆様こんにちは。コリドラスです。
今回も前回に引き続きフィルムカメラでお花の写真に挑戦しましたので、お出かけのご参考にしてください。

今回訪れたのは千葉県松戸市にある「本土寺」。1万坪の広い敷地に多くの草花を見る事ができるお寺で、
松戸の紫陽花寺として知っている方も多いと思われます。

五重塔をバックに紫陽花

周りを多くの木々に囲まれている紫陽花寺は、町中と比べ毎年1〜2週間ほど遅く咲く感があります。
実際、私が訪れた6月2週目の週末でも、見頃はまだ先といった感じでした。
「先に鉄道倶楽部の副都心線を撮りに行けばいいのに…」と言われてしまいそうですが、あえてこの時期に
訪れたのは訳があります。それは…

花菖蒲。紫陽花に囲まれた菖蒲池にいっぱいの花が咲きます。
過去に紫陽花の花を見に行った際、しおれた菖蒲を見たのを思い出してちょっと早めに行ったのが正解でした。

今回使用したカメラはNikon F501。鉄道倶楽部をご覧の方には昔の写真で何度か登場している私が初めて使った
一眼レフです。
久しぶりに使って感じるのはAFピント合わせの遅さ。というかピント合いません（涙）。
よくこんなんで電車を撮ってたなと…と思い出しつつ、昔の写真もピンボケばっかりだった事に納得です。
ただその後マニュアルレンズを使うようになって、MFレンズとの相性の良さには驚かされました。
マニュアルカメラと同じ操作感（ダイヤル設定）に加え、弟分のマニュアルカメラF301との共用アクセサリー
としてスクリーン等が充実していたのが大きいと思われます。

そしてマニュアルレンズをAF化してしまう奇妙なアイテムも。
TC-16ASという1.6xのテレコンバーターで、テレコン内のレンズが前後に移動しマニュアルレンズでも自動で
ピントが合います。ただ最新のオートフォーカス機と比べると精度はイマイチ。
ただこれも使い方次第ではとても便利。マニュアルレンズのピントリングを最短側にセットし、テレコンバー
ターで調整すればレンズスペック以上に接写が可能になります。

ということで、菖蒲の花の上にいたキリギリスにギリギリまで寄ってみました。

それでは、またお会いしましょう。

撮影地：長谷山本土寺（千葉県松戸市）
最寄駅：JR常磐線　北小金駅（徒歩10分）
使用機材：Nikon F501 + Ai35mmF1.4s + Ai85mmF1.4s
　　　　　AFテレコンバーターTC-16AS
　　　　　TAMRON AF200-400mmF5.6LD
　　　　　FUJIFILM Super400
　　　　　Nikon SuperCoolScan 5000ED