【タイムズフォト】かんたん手作り、魚眼アダプター!
こんにちは!今回は、ご家庭でも簡単にできる、魚眼アダプターを紹介します。
用意するものは、ステップアップリング(カメラ側がレンズのフィルター径に合うもの)、
スチレンボード、ドアスコープの3点です。
スチレンボードというのは、発泡スチロールが紙で挟まれたもので、画材屋さんなどで売っています。
その他、木の板や、ダンボールを使っても構いません。
ドアスコープというのは、おうちのドアにポツンと付いている覗き穴です。
あれってホームセンターなんかで売ってるんですね、安いもので数百円から買えるようです。
スチレンボードを、ステップアップリングの寸法に合わせて丸く切り、
中心にドアスコープが差し込めるような穴を開けます。
組み立てるとこうなります。
スチレンボードは両面テープで留めています。
裏はこんな感じです。
マジック等で黒く塗っておくと反射防止になります。
前回のマクロ撮影の工作は、かんたん!といいつつ実はたいへん!でしたが、
今回の工作は10分くらいでできました。
完成したら、これをお手持ちのカメラに取り付けます。
カッコイイ!!
★注意!★
ドアスコープがあまり裏側に飛び出ていると、
レンズ表面を傷つける恐れがありますので、十分に気をつけてください。
心配な方は、保護用のプロテクトフィルターを間に挟むとよいと思います。
——————–
さっそく写真を撮ってみました。
六本木・東京ミッドタウン
木の実
川越・蓮馨寺
夜、歩きながら15秒露光
いかがでしょうか。
描写はアマイですが、魚眼の楽しさは十分に味わえると思います。
※ボディー:Nikon D5000、レンズ:Nikon AF-S DX Nikkor 18-55mm fF3.5-5.6G VR(すべて望遠端)を使用しています。
せっかくなので、動画も撮ってみました。(音は出ません。)
実際に製作してみて、想像していたよりきちんと使えて驚きました。
簡単に作れるので、魚眼レンズは試してみたいけど、いきなり買うのはちょっと・・・という方、
まずはコレで魚眼の楽しさを体験してみてはいかがでしょうか。
※ご注意※
今回の記事はメーカーの推奨する撮影方法ではありませんので、
制作、ご使用にあたっては、お客様ご自身の判断にてお願いいたします。
各カメラメーカーやマップカメラでは、今回の記事をご参考いただいたことによる
機材の故障や破損について、補償を行うことはできません。
あらかじめご承知いただきました上で、お楽しみください。