暑いですねえ。
ただ、そのことがだけが気になる季節になってしまいました。
炎天下の撮影は、給水と休憩をお忘れなく、熱中症にお気を付けてください。
そんな中、朝、昼を避けて撮影に行くと夕方、4時頃から咲く花があります。
「オシロイバナ」です。日本へは江戸時代に観賞用にやって来たものが野生化しました。
夕方から咲く為、英名でFour-o’clock(4時)。夕方咲いて、朝閉じる。
数少ない、夜間咲いている花です。
赤色
黄色
黄色に赤が一部
赤色と黄色のまだら模様
様々な色の花があります。これは、まだらの中に赤が一つの株で咲いてます。また、日によって色が異なる珍しい植物です。
真ん中の黒い粒が種です。 割ると中から白い粉が出てきます。これを化粧に使う、オシロイに見立てたのが名前の由来です。
和名の方は、芳香があるのでユウゲショウ(夕化粧)とも呼ばれています。
ちなみに、オシロイバナの種と根茎は成分は正確には分かってないのですが、有毒です。
小さい頃、種をバラして遊んだことにゾッとしました。
【参考文献】
『改訂版 散歩で見かける草花・雑草図鑑』 鈴木庸夫(写真)/高橋冬(解説)創英社/三省堂書店
色と形で見わけ散歩を楽しむ花図鑑 大地佳子, 小池安比古他 ナツメ社
美しい花言葉・花図鑑‐彩りと物語を楽しむ‐二宮 考嗣 ナツメ社
日本の有毒植物 フィールドベスト図鑑16巻佐竹元吉 (その他) 学研