｢とにかく散歩に出てしまえばいいのだ｣

これは、本を開いて最初の一節の言葉

ご紹介致しますこちらの本、｢散歩の学校｣著者/赤瀬川原平さん

難しいことは考えずとにかく外へ出てみる、

旅行だなんて程とおくなくていい、近所である東京の町を歩いてみる

そんなのんびりした東京散歩記録の本です

都会は冷たい、なんて言いますが、赤瀬川先生の足跡をたどってみると

この町にもこんな空気があったんだなーなんて

ちょっと散歩に行こうかなと思い起こされます

本当の散歩の達人とは、どんな町にも、自分にとってのイイ場所を見つけてしまうのでしょう

著書「超芸術トマソン」といい、赤瀬川先生の路上観察力には脱帽です

歩くことを楽しんでいるからこそ、町のあんなものそんなものが発見できる

難しいことも言い訳もいらない

カメラがなんだとか、写真がどうだとか、そんなことより

ともかく、カメラを持って散歩に出かけてみる

ぜひ一度、赤瀬川先生の本を読まれてみてください

いや～こんなふうに年をとりたいものです

元気な赤瀬川先生（笑