暑い日が続きますが、みなさまもう撮られましたでしょうか?
この時期の写真撮影といえば?やっぱり花火!!
夏は祭りや花火大会が盛んになるので、どこに足を運ぼうか迷ってしまいますね。
今年は、横須賀開国花火大会に行って参りました!
ロケーションが海の花火大会は初めてで、水上花火を見てみたい!と思った次第でございます。
海上3カ所からわずか40分の間に、約1万発の花火が夜空を彩ります。
去年の花火撮影でライブビューの便利さに味をしめたので、
今年もCanon EOS 40Dでの撮影に挑むことにしました。
さあ浴衣を着て、カメラと三脚、ケーブルレリーズ、忘れちゃいけない予備バッテリーも持った、
花火大会に挑みますよ〜〜!
横須賀そのものも初めて訪れたので、三笠公園にて記念艦三笠と東郷元帥像を撮影。
さて、なんとか場所も確保、カメラ設置。
設定はマニュアルモードで、ISO100、絞りF11、ピントは無限遠固定、
あとはシャッタースピードをバルブにし、気の赴くままにシャッターを開くだけ!
花火の打ち上げが始まります!
【露出時間/6秒】
手前下に青い点光源がいくつか見えるのは、花火を観覧してる人たちの携帯電話の画面ですね。
【露出時間/6秒】
水上花火です!!右手前は建物があって隠れていたので、見える範囲だけで撮影したのですが、
海に花火の玉が打ち込まれて開花するのが、光の流れで見てとれます。
もっと近くで見れたら、水しぶきも巻き込んで、より迫力があるのかもしれませんね!
【露出時間/6秒】
【露出時間/9秒】
ライブビューだといちいちファインダーを覗かなくても、肉眼で花火を見ながら
カメラにつないだケーブルレリーズを手に持ち、シャッターをきるだけでいいのでとても快適です。
ファインダー越しよりもやっぱり生の花火を見ている方が迫力がありますから!
しかしまぁ毎年同じように花火を撮影しているので、ちょっと変わったかんじにできないかなと
思い立ったのは、露光間フォーカシング!!
この日はCarl Zeiss Makro-Planar T*50mm F2の単焦点レンズで撮影していたので、
ズーミングは無理でもフォーカシングは可能!
ということでさっそくやってみました。
【露出時間/6秒】
あ・・・失敗しちゃった・・・
ボケだけ写真になってしまった・・・
【露出時間/10秒】
散りゆく花火がぽやっと丸ボケになっています。
【露出時間/6秒】
開花後にあちこちに飛び回る光
【露出時間/5秒】
ちらちら断続的に光るので、シャワーのように光の粒が流れています。
今回、初めて露光間フォーカシングをやってみて思ったこと。
AFレンズのように、MFでもピントリングが軽いレンズでの撮影を強くおすすめします!!
ピントリングまわす力でけっこうブレてしまいました・・・
花火の撮影ならレンズが明るい物である必要もないので、
できれば花火の種類や撮影距離によって画角を変えられるズームレンズの方が便利です。
まあお好みなので、わたくしは単焦点レンズがすきでして・・・
今からでもまだ花火撮影は間に合います!!
ぜひこの夏、花火の撮影に挑戦してみてください!
三脚やケーブルレリーズなど必要な物はありますが、撮影自体は最初に設定だけしてしまえば、
あとは案外手軽にできてしまうのですから。
撮影機材:
Canon EOS 40D
マウントアダプター使用
Carl Zeiss Makro-Planar T*50mm F2 ZF
by.ねりきり