【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】さよならムーミン
昨年のり氏の記事で紹介された70年以上の歴史を持つ電気機関車、EF55(通称ムーミン)がいよいよ最後の
日を迎えました。
1月18日、さよなら運転が高崎〜横川間(信越本線)で行われたのですが、その前日の17日にも同様イベントが
上野〜横川間でも行われました。
18日のラストランが群馬県内に限られた為、都心で見ることが出来るのは17日が最後となります。
最後の撮影チャンスに数日前から撮影場所で悩んでいたコリドラスにスタッフのS氏が、複数箇所での撮影を可能
にする裏技と撮影場所の案内を買って出てくれました。お言葉に甘え今回は鉄道倶楽部初登場のS氏に同行させて
いただきました。
S氏が最初に連れて行ってくれたのは高崎線の岡部~本庄間。
ちょっと都心と離れてしまいましたが、とても見晴らしが良い上に高速道路に近いので、撮影後に先回りすること
が可能との事でした。
群馬県外を走るのもこれが最後。(岡部〜本庄間:埼玉県)
有名な撮影ポイントらしく付近には関東近県のナンバープレトを付けた車がズラリ!
機材を設置した土手には200人近く集まっていました。
その後、高速道路を使用して横川へ先回り(もちろん安全運転で)。
今度は西松井田〜横川間の線路脇で間近に列車を見ることができました(写真左)
普段は静かな横川駅も記念写真を撮る人で大混雑。用意周到なS氏は脚立を使って線路端先から撮影。おかげで
人混みを気にせずほぼ正面からムーミン独特のお腹を見ることができました。(横川駅にて:写真右)
最後は明日の最終運転に備えての高崎までの折り返しを狙います。
雪が綺麗な妙義山を見ながら。(西松井田~松井田間にて)
折り返しは後部で補助していたEF64-1001電気機関車の先導での運転でした。
同じ茶色い電気機関車でも、力強さが前面に出たEF64形と優雅なムーミンとではまったくイメージが異なり、
大勢の人が別れを惜しむのがよく分かります。
以上で本日の撮影が終了。待ち時間もほとんど無くとても快適な撮影でした。S氏の案内がなければ上野駅に行こ
うと思っていた安易なコリドラス。後で聞いたら上野駅には約1500人も集まり大パニックだったとか。
危ないところでした…。S氏に感謝です。ありがとうございました。
おまけ:EF55を待っている間に183系の臨時列車に遭遇。
かつて国鉄特急として活躍していた車両もめっきり少なくなってしまいました。
そんな貴重な車両を2編成使用した12両編成は全くの想定外。フレームいっぱいいっぱいになってしまいました。
下調べもせず、ただ付いて行っただけの横着が裏目にでてしまいました。
使用機材:Nikon D700
AF-S ED28-70mmF2.8D
AF-S ED80-200mmF2.8D