【マップカメラ情報】オリンパス E-3 レポート 【前編】
2007年11月23日、OLYMPUS フォーサーズシステムのフラグシップE-3が発売になりました。
E-3は『ズッシリ』とした重さと、筐体の剛性感が、手にした瞬間にやっとオリンパスのフラグシップカメラが来てくれたな・・・と感じました。
E-3があることによって、E-410の立ち位置が明確になりました。
カジュアルに使うなら、小さくて、軽くて、シンプルなデザインのE-410。
ボディ内手ブレ補正機能搭載で、オールマイティーに使えるE-510。
防塵防滴、高速オートフォーカス、『現場』でしっかり仕事をしてくれるカメラがE-3。
入門機と上級機言うカテゴリー分けではなく、しっかりと作られたカメラで上手くラインナップが分かれているオリンパスの構成は、どのゾーンを購入しても満足度は高いのではないでしょうか。
E-3が他を圧倒している点はやはり高速オートフォーカスです。 他のカメラでスーッっと滑らかにAFが作動しますが、E-3ではパパパッっと距離を測ってピタっと止まります。
そして11点のクロスセンサーがしっかり精度もアシストしているので、ひじょうに使いやすいカメラになっています。
■作例
仕上がり設定:VIVID
元画像を50%に縮小しています。
『オリンパスブルー』
青空が綺麗に撮れるので、撮影が楽しくなります。
仕上がり設定:VIVID
元画像を50%に縮小しています。
35mm換算広角24mmスタートなのが嬉しいレンズです。
仕上がり設定:NATURAL
元画像を50%に縮小しています。
都庁の展望台より。
雲に隠れていますが、中央付近に富士山が見えます。
仕上がり設定:NATURAL
元画像を50%に縮小しています。
35mm換算の120mm側でも、ボディ内手ぶれ補正機能のおかげで、安心して使えます。
仕上がり設定のVIVIDとNATURALがフィルム的な色合いに落とし込んでいる様に感じられました。
NATURALの自然な色合いもなかなか捨てがたい物があります。