【マップカメラ情報】オリンパスE-510レポート(×パナソニック LEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPH)
OLYMPUS E-410に続き2007年6月に発売されたOLYMPUS E-510の試用レポートです。
使用したレンズはPanasonic LEICA D SUMMILUX 25mmF1.4ASPH。
35mm換算で丁度50mm相当の画角になります。
E-510の操作感はE-410とほぼ同じ。起動から撮影まで通してレスポンスは良く、軽快な撮影が楽しめました。
しかも、E-510では、背面の十字キーが測光、AF、ISO、WBの選択ボタンに割り振られ、ダイレクトに選択が可能です。状況に応じた背面操作のセッティングがより快適になっていました。
また、E-510はE-410より約100グラムほど重いですが、引っかかりの良いグリップがあることで安定感があります。今回使用したレンズのように、ある程度の大きさと重量(510g)があるレンズをつけた場合でも、安定した持ちやすさを感じました。しかし、ボディー単体約470gの重量は他機種と比べると決して重たいものではありません。
■作例(拡大画像は全てJPEG3648×2736を50%に縮小したものです)
夜のトンネルで手持ち、ストロボ無しで撮影。
前から3、4台目の自転車にピントを合わせました。
シャッタースピード1/13ではさすがにぶれるかな、と思いましたが、実用範囲内におさまり、手ぶれ補正の効きには驚きました。
画質は色のリや解像度も申し分なく、やわらかさとシャープさを併せ持った描写が味わえます。
今回はこのレンズ1本だけで撮影しましたが、ライブビューや手ぶれ補正と組み合わせれば、撮影アイデアは多分に溢れます。 プロ機のE-3でオリンパスは「撮影領域の拡大」をうたっていますが、E-510でも十分撮れる世界の拡がりを感じました。
写真の作風の幅が間違いなく拡がるはずです。