【マップカメラ情報】カメラの疑問あるある探検隊!~瞬間光の職人技、ストロボテクニック~
博士「はあ~」
太郎「んー、冒頭から元気ないなあ。そんな暗くならないで明るく行こうよ!
そうだ、今日はパッと明るくストロボの使い方を教えてよ」
太郎「ガイドナンバーってあるけど、光の強さ・・・なの?」
博士「ISO感度100を基準として、光が届く距離とF値の数字を掛け合わせたものなんじゃ。例えばガイドナンバーが”36″というのは、F4では9メートルまで、F8では4.5メートルまで届く光量ということじゃな」
太郎「ところで、ストロボって角度を色んな方向に曲げられるんだけど、そんなに曲げる事なんてある? 常に真正面から使えばいいじゃん」
博士「撮影時に被写体の影を意識した事はあるかな? 真正面から光を当てた場合、当然影は被写体の後に出来て写り込んでしまう。
それを防ぐ為に光を直接被写体に当てずに壁や天井に反射させる、バウンス撮影と言うテクニックがあるんじゃよ。
被写体とは逆の方に向けてバウンス撮影する時もあるから、色んな角度に曲げられると便利なんじゃよ。プロの写真をよく見ると、影の事をきちんと計算して撮影しておるぞ。
色々見て参考にするんじゃな」
太郎「そうだ。家にいらないストロボが転がってたから、ちょっと使ってみよっと」
博士「ダメダメ。ストロボにはメーカーやカメラの機種ごとに対応したものがある。自分のカメラに合ったものかどうか、確認してから使わないといかんぞ!」
太郎君:デジカメとアロマを愛する主人公。フィルムカメラの勉強中!
カメラ博士:カメラに詳しい賢者。風呂あがりは雨にぬれた野良犬の香り。