【カメラ関連ニュース】キヤノン
「EOS 5D Mark II」をマニュアル動画撮影に対応、6月上旬ファームウェア公開
【主な内容】
キヤノンは27日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」の動画撮影機能においてマニュアル露出が可能になるファームウェアを6月上旬に公開することを発表。
ファームウェアを更新することで、これまでプログラムオートのみだった、ISO感度・絞り値・シャッター速度が任意で設定可能に。主に動画を撮影するプロユーザーからの要望に応えたもの。
・感度の設定範囲はISO100~6400およびH1(ISO12800相当)。
・感度はオートにも設定可能、その場合ISO100~6400で自動設定。
・「高輝度側・階調優先」を[する]に設定した場合の設定範囲は、ISO200~6400。
・H1を利用するためには、カスタムファンクションで「ISO感度拡張」を[する]に設定する必要あり。
・シャッター速度の設定可能範囲は、1/30~1/4,000秒となっている。
・いずれも、電子ダイヤルを回して動画記録中に変更可能。
なお同じく動画撮影機能のある「EOS Kiss X3」については、エントリー向けとの観点から、ファームウェアの公開は予定していないとのこと。