台湾にデジタル一眼レフカメラとレンズの工場を新設

【主な内容】
・キヤノンは台湾にデジタル一眼レフカメラと交換レンズの新工場を建設することを、7月5日、同社広報部が明らかにした。
・増産に対応するため、台湾省台中加工出口區台中市にある生産子会社「台湾キヤノン」のもとで工場を新設。既存の工場に新棟も建設するとのこと。
・稼動の開始は2012年7月を目指す。
・投資額は未公開で、増産対象の機種も明らかにされていない。
・世界的にデジタル一眼レフカメラと交換レンズが伸びている中、アジア市場に注目し、今後の成長に対応するもの。
・同社広報部による、2010年におけるキヤノンのデジタル一眼レフカメラ生産実績は590万台。2011年は前年比18.6％増の700万台を見込む。東日本大震災がありながらも下方修正はしておらず、今後しばらくは、こうしたカーブで伸びていくと見ているという。