サーキットに行こう19
2016 AUTOBACS SUPER GT Round2 FUJI GT 500km RACE
ゴールデンウィーク真っ只中のスーパーGT第2戦富士に行ってきました。
数日前から決勝日の天気予報は「大荒れ!」。実際夜半から早朝にかけて
激しい雨と風だったのですが決勝スタート近くには文句なしの晴天に!
さて早速ですがレース結果と感想等を。
GT500クラス優勝はチャンピオン、モチュールオーテックGT-R。開幕から2連勝。
勢いのあるチームは運をも味方につけるといった感じです。完璧。
2位は久しぶり、デンソーRC F。前走者のアクシデントもあって、
終盤気が付けば上位に付けていました。
富士スピードウェイのイメージキャラ、次チェカ、ロニチェカ、平チェカ
揃っての表彰台です!
3位はキーパートムスRC F。安定した走りで開幕戦2位に続いての表彰台です。
現状モチュールに挑める唯一のレクサス勢になってしまっています。
優勝は間違いないと、私も含めて多くの人が思っていたのではないでしょうか。
週末を通して圧倒的なスピードを誇っていたカルソニックインパルGT-R。
トップ快走中、ラスト3周で突然ののタイヤバースト、優勝が逃げていきました。
同じくタイヤバーストのアクシデントでマシンが大破したレイブリックNSX。
ブリジストンタイヤ、左リヤ、高速100Rでの突然のバーストと、
インパル12号車との共通点が多いのが気になります。
そのレイブリック100号車のアクシデントによるセーフティカーの影響で
ピットタイミングが狂ったSロードGT-R。速さは十分にあったものの
トップ争いからは脱落してしまいました。
同じくピットでの給油タイミングの狂いからまさかのガス欠による痛恨のリタイヤを
喫したゼントRC F。地元富士にかける意気込みがフリー走行から伝わっていただけに
残念な結果となってしまいました。
GT300クラスの優勝はB-MAX NDDP GT-R。富士は両クラスGT-Rが圧倒しました。
噂のルーキー、ヤン・マーデンボローは早くも結果を残しました。
2位はARTA BMW M6 GT3。GT500も含めて一番の巨体であるこのクルマ、
「ぷしゅるるー」なんて音をさせて静かーにコーナーを立ち上がる姿は
現地で見ていると決して速そうに見えないのですが(失礼)実際はめちゃ速いらしいです。
3位はVivaC 86 MC。小さなボディ、軽量さを武器に
海外のハイパワーGT3勢に立ち向かう姿はまさに「ハチロク」。頑張って!
今シーズンのGT300はカッコイイクルマが多いです。
ポルシェ911GT3。
初号機カラーのメルセデスAMG GT3。
そしてフェラーリ488GT3等々、夢のスーパーカーが勢ぞろい。
因みに私はAMG GT3のオーナーです(ミニカー)。
ここからはしばらく後姿のコーナー。
コカ・コーラコーナーを立ち上がるスタディBMW。
アドバンコーナーを立ち上がるスバルBRZ。
13コーナーへアプローチする初音ミク4号車とプリウス。
初音ミクは後姿もカラフルですね。
コカ・コーラコーナーをリアル「溝落し」で攻めるインパル。
後のバーストの原因、、、ではないはず。
レイブリック100号車も実はこんなコースオフをしています。
コース上に散乱するデブリも写っています。
何が2台のバーストの原因だったのか、現時点でまだ答えは出ていません。
レース後に回収されるGT-R。なんかかわいそうでうるっときました。
・・・
全ての歯車がかみ合っているイケイケ状態のモチュールGT-R。
連勝をストップさせるのは果たしてどのチームでしょうか?
次戦も目が離せません!
使用したカメラとレンズ
Nikon D610
Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm F5.6E ED VR
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写真と文 THE 雨男