2021年の夏、私たちMapCameraは27周年を迎えました。
これもひとえに、日頃ご愛顧いただいている皆様があってこそのこと、いつも本当にありがとうございます。
今年はマップカメラで働くスタッフ一人一人が、27周年にちなみ「○○と、つながる」というテーマでバトンを“(27)つな”ぐことに。
「屈指のカメラ好き」は数居れど、撮るもの、撮る目的は十人十色、否、百人百色とも言えるほどに多様であるはず。
夏休みを思い出すような思い出の毎日から、少しずつお時間を拝借いたしまして「カメラが人とモノを繋ぐ様」をご覧いただこうと思います。
ファインダー越しと表現される世界は隔たれているわけではなく「繋がっている」という事を実感していただけたのなら私たちも嬉しい限り。
個性派揃いの全45回、今夏のお供にどうぞ。
第44回「シャッター音と、つながる」
『シャッター音』 それはカメラ好きにとって、大切な要素の一つです。
最近ではサイレント撮影可能なカメラが増えてきましたが、シャッターを切るたびに聞こえるシャッター音はメーカーが同じでも機種によって様々。
シャッター音によってカメラの性能や写りが左右される訳では無いですが、写真を撮るたびに聞こえるシャッター音にはこだわりを持っている方も多いのではないでしょうか。
今回はNikon Zシリーズ(Z50, Z5, Z6II, Z7II)のシャッター音を収録しました。
収録には、ゼンハイザー「MKE 600」を使用しています。
このマイクは、鋭い指向性と高いサウンドクオリティが人気で、今回の撮影でも正面方向からの音を綺麗に拾ってくれました。
ちなみに、このマイクの出力にはXLR方式を採用しておりMKE 600をデジタル一眼レフに接続するためにアダプタケーブル「KA 600」を使っています。
この純正アダプタケーブルを使用することで3.5mmミニジャック音声入力へ変換可能です。
収録は実際の撮影環境に近づけるため、ボディにレンズを取り付け、手持ちの状態でシャッターを切っています。(マイクとの距離、約50cm)
シャッタースピードは1/250、一枚撮影・連続撮影(最高速度)の順番で収録しています。同じボディでも「メカニカルシャッター」「電子先幕シャッター」設定で違いが出るのも面白いです。
聞き比べると機種ごとの違いがお分かりいただけると思います。皆様はどのシャッター音が好みだったでしょうか?
是非、所有されているカメラでもシャッター音を聞き比べてみてください。
次回はどんな「好き」とつながるのか、引き続きご期待ください。