【マップカメラ情報】シリーズこの一冊、カメラ読書のススメ! もっと、もーっとクローズアップ!
オススメカメラ本をより深く紹介するこのコーナー。
今回紹介するのは「銀塩カメラ至上主義!」です。
昨年末に発売され、当店で異例の売れ行きを見せる本書は、マニュアルの一眼レフカメラからレンジファインダー、コンパクトカメラに至るまで、筆者が選び出した銀塩カメラの銘機達を紹介しています。
毎月発刊のアサヒカメラ誌上で連載されたエッセイに、大幅な加筆がされた内容は、本当にデジタルカメラだけでいいのですか?という問いかけから始まる。
今、最高峰とされるデジタルカメラも数年後には、話題にされる事も無くなる。
反対に銀塩カメラは製造期間が終了してもなお語り継がれ、その輝きを失う事は無い。
デジタルカメラの急速な普及により、本来カメラに持つべき愛玩物としての愛情が失われているのではないか、と著者は訴えています。
本書を読むと、ただ便利な道具としてのカメラではなく、その存在感や所有する喜びという意外な側面を発見するきっかけとなるかもしれません。
ぜひ、ご一読ください。