【タイムズフォト】ナツズイセン
ナツズイセンは真夏に咲く花としては珍しいほど瑞々しい花をつけます。
そのせいか日陰を好む性質があり、大きな木の陰はナツズイセンの群生に覆われていました。
ナツズイセンには葉がありません。正確には春先に葉が出て枯れてしまい、その後に茎が伸びて花をつけます。そのため一見葉が無いように見えます。
地中から茎が真っ直ぐに伸びて大輪の花を付けるさまはヒガンバナと良く似ています。
毎年必ず見かけるセミの抜け殻。棘(トゲ)だらけの脚で捉まられてナツズイセンもちょっと迷惑そうです。
【撮影データ】
Nikon D60
Ai Micro-Nikkor 200mmF4S