【カメラ関連ニュース】ニコン
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD700」を2008年7月25日発売。
■主な特徴
・画質性能の評価の高い「D3」と同じ、画面サイズ36.0 ×23.9 mmの「ニコンFXフォーマット」CMOSセンサーを採用。
・35mmフィルムの画面サイズに準じた広い撮像面積を持っており、1画素あたりの広い開口面積、ギャップレスマイクロレンズの採用により、非常に高いS/N比、広いダイナミックレンジを確保。
・低感度から高感度まで驚くほど豊かな階調表現と高精細な描写を実現。
・「D3」同様の12チャンネルによる画像信号の高速読み出し、14ビットA/D変換も継承。
・常用撮像感度は ISO 200~6400。
・ISO 25600までの増感、ISO 100相当までの減感が可能。
・起動時間は約0.12秒、レリーズタイムラグは約0.040秒(CIPA基準)。
・連続撮影は最速約5コマ/秒、最大100コマまで可能。別売のマルチパワーバッテリーパック「MB-D10」装着により※最速約8コマ/秒の高速連続撮影を実現。・
新世代高速カードUDMAにも対応。
※マルチパワーバッテリーパックMB-D10(別売)使用(EN-EL3e以外)またはACアダプターEH-5a/EH-5(別売)使用時、フォーカスモードC、露出モードSまたはM、1/250秒以上の高速シャッタースピードでその他が初期設定のとき。
・ニコンの「画作り」と「画像処理」の思想、ノウハウを集大成した独自の包括的デジタル画像処理コンセプト「EXPEED (エクスピード)」。
・1005分割RGBセンサーの、明るさだけでなく、被写体の色まで認識して高精度な露出制御を実現するポテンシャルを有効に活用して、被写体や撮影シーンの状況をカメラが撮影前に認識し、その結果を制御に応用します。「D3」、「D300」で高く評価されたこのシステムを、「D700」も搭載。AF、AE、AWBの精度向上に寄与。
・「スタンダード」、「ニュートラル」、「ビビッド」、および「モノクローム」の4種の「ピクチャーコントロール」を搭載。初心者からプロまで各々のスキルに応じて、画作りの選択や調整が簡単にできる、画作り設定システム。
・コントラストの強い撮影状況下でも、マルチパターン測光との組み合わせでハイライト部の階調を生かした露出を決定し、さらに画像処理段階で撮影画像を解析して黒くつぶれる部分を明るく再現します。白とびを抑え、黒つぶれを軽減しながら、しかも見た目に近いコントラストを保った画像を提供するアクティブDライティングシステム。
・「D3」同様に、51のフォーカスポイントを持つ、マルチ CAM3500FX オートフォーカスセンサーモジュールを搭載。
・液晶モニターで被写体を確認しながら撮影できるライブビュー機能を、「手持ち撮影モード」と「三脚撮影モード」の2種類搭載。
・ライブビュー時には液晶モニターのライブビュー画面に重ねて水準器表を表示でき、カメラが水平になっているかを、映像を見ながら正確に確認可能。
・「FXフォーマット(36×24)」、「DXフォーマット(24×16)」の2種類の撮像範囲が選択可。
・高精細3型VGA広視野角TFT液晶モニター
・従来のニコン独自の複合的な対策に加え、イメージセンサークリーニング機能を採用。
・フル充電で約1000コマ(CIPA基準)の撮影可能。マルチパワーバッテリーパックMB-D10(別売)を装着してEN-EL4a(別売)とEN-EL3eを併用すると、撮影可能コマ数がさらに約2900コマ(CIPA基準)まで増加。
・「加速度センサー」でカメラの左右の傾きを検出し、背面液晶モニターで確認可能。また、上面表示パネル、およびファインダー内表示パネルの露出インジケーターで、簡易表示可能。
・ワイヤレストランスミッターWT-4(別売)に対応