【タイムズフォト】ハレ舞台に似合うカメラ
2月、岡山市を訪れました。
岡山は「晴れの国」と呼ばれ、一年中降水日が少ないそう。
私が訪れた日から天気予報で雨の予想だったのですが、
なんとか夜まで一日持ちこたえてくれました。
駅から徒歩15分ほどで行ける名所に、後楽園があります。
園は中州のようになっており、そびえるのは黒くりりしい岡山城。
休日ともなれば多くの観光客でにぎわい、普段でもその気持ちよい庭園は
地元の方々の散歩場所として愛されています。
さて今回の目的は、園内の建物「鶴鳴館」で行われる友人の結婚式にもぐりこむというもの。
あ、ちゃんと招待されてたずねております。
失敗できないプレッシャーから一時間前に園内に入り、
ふだんより良いパーティーおべべに黒いカメラという、
ちょっと妙ないでたちで練習していました。
で、本番を迎えたのでした。
この日持っていったのは、シリーズ中でも動画機能とレンズが評判の
「LUMIX GH1Kレンズキット」。
試し撮りでは写真の練習だけで、動画は式中にふと思い立って撮ったのですが。
撮りながら、式とカメラの性能両方に感動。
新郎新婦が神前に入ってくるまでの様子をゆっくりとパンしながら
撮ったのですが、ピントがなめらかに合い続けてくれました。
巫女さんや列席の方々もふわりときれいにボケて写り、プレビューを見ると、
一瞬映画を撮ったような気分に浸れます。
急速に動かすともちろんピントが合うのに少し間が空くのですが、
逆にそこも含めて編集すれば、雰囲気のよい動画に仕上げられる
かもしれませんね。
持つと押しやすい場所にRECボタンがきますから(ロック機構もあるのでご心配なく)
見所シーンのつづくイベントには持って来いです。
ちなみに、このGH1はファインダーがゆらゆら水面を覗いているようで違和感を感じるので、
ほぼライブビュー撮影で使いました。
じゅうぶん見やすいし、目元のお化粧がくずれることもありませんよ。
ふだんなら気にしないですけれどね。
というわけで私の中でGH1は、結婚式にとても強いカメラという認識にもなりました。
ボディはレッドとゴールドもありますから、こちらなら
『人って黒くて大きなカメラを向けると緊張するよね現象』も
回避できて、いい笑顔がもっと撮れるかも?
末永く、お幸せに。