【マップカメラ情報】ハービー・山口氏のサイン入り写真集
マップカメラでは、現在創業15周年記念として、写真家ハービー・山口氏とARTISAN&ARTISTのコラボレーションの
Tシャツを販売しております。
先日、そのTシャツの仕上がりの確認にご来訪頂いた際、店頭で好評発売中の写真集「HOPE 空、青くなる」に
サインを戴きました。
この写真集に集められているシーンは、どれも大変心地よい「ヤワラカナ光」に包まれています。
その「ヤワラカナ光」は一体どこから射しているものなのでしょうか?
写真は、フィルムが光を受けて明暗を作り出し、それを画像として定着しています。
柔らかな光で撮影すれば「ヤワラカナ光」が撮影できるはず。
しかし、この写真集に集められているシーンは、そんな光質で撮影された写真ばかりではありません。
にもかかわらず、そこに写されている人々にはたしかに「ヤワラカナ光」がみえるのです。
我々は常々、さまざまな光景=シーンの中にいます。
そんなさまざまなシーンを一枚の画像として定着したものを、我々は、写真と呼んでいます。
この写真集では、なにかしらのそういった希望に満ちたな光景が「ヤワラカナ光」として定着されているのか?
(そういえば、この写真集のタイトルもHOPEだし・・・。)
さらに写真をよく見てみると、カメラ目線で微笑んでいる人ばかりではありません。
でも、確実にみな「ヤワラカナ光」に包まれています。
写真撮影での撮影者のスタイルは、大きく分けて2種類あるといえるでしょう。
そのシーンのなかで積極的に気配を消す人、そのシーンへ積極的な介入をする人。
実験の記録のようなドキュメンタリーやキャンデットフォトでの撮影者の態度はどちらかといえば前者ですが、
ハービー氏の写真には随所にそのシーンへの積極的な介入の痕跡が見受けられるのです。
ひょっとしたら・・・。
サインをしていただいているハービーさんの姿を見て、気がつきました。
ハービーさんの目から発せられている快光線。それが「ヤワラカナ光」をよびおこす光源ではないだろうか?と。
「HOPE 空、青くなる」のサイン本のご購入はこちらからどうぞ。
※サイン本には数に限りがございますのでご注文はお早めに。