【タイムズフォト】ヒガンバナ
こんにちは。ストロベリーです。
前回の花フォトでコリドラスさんからネタ振りをされてしまったので、誠に恥かしながら、今回はストロベリー自身が日ごろ花の撮影で気を付けていることや、工夫している点を作例写真にそれぞれコメントさせていただきました。
ヒガンバナは順光よりも逆光~半逆光のほうが色が映えます。単純なことですが、たったこれだけでも随分と写真映えが違います。
写真は背景も重要な要素です。背景をグラデーションでまとめるために、カメラのアングルと高さを慎重に決めました。明るい部分は陽があたっている草むらで、暗い部分は木陰です。
ちょっと背景が単調になりそうだったので、フォーカスアウトさせたヒガンバナを背景に取り込むこんでみました。うまく背景の写り込みを調整することで、空気感のようなものが表現できると思っています。
花が密集した場所で撮影する場合は、画面が散漫にならないように「主題」になる花をはっきりとさせることです。上の作例の場合は陽があたっていて、少しだけ背の高い花を「主題」に選び、前後の花をボカして主題の花を浮かび上がらせました。
いかがでしたでしょうか?普段自分の撮影方法を他人に話す機会などまるで無いので、はなはだ不器用なコメントになってしまいました。それでも何かの参考にしていただけるのであれば誠に幸いです。
【撮影データ】
Nikon D60 + Ai Micro-Nikkor 200mmF4S