8月22日、マップカメラ15周年記念イベント「ポートレート撮影セミナー」が開催されました。
今回は、参加できなかった皆様の為に、セミナーの様子を少し紹介させていただきます。

セミナーはキヤノンマーケティングジャパン株式会社の協賛で、EOS学園の講師でもある日下潤一先生にご指導
頂きました。使用する機材は人気のフルサイズデジタル一眼レフカメラ「EOS 5D MarkII」。
フルサイズデジタル一眼と大口径キヤノンEFレンズの織り成すボケを活用したポートレート撮影に挑戦します。

まずは最初の1時間でカメラの基本的な使い方の説明を受けます。

参加者全員にEOS 5D MarkIIとレンズが貸し出され、冊子とスライドを見ながら設定・操作方法を学んできます。

今回は参加された方のほとんどの方が、すでにデジタル一眼レフカメラを利用されているとの事。
質疑応答では、かなり細かい設定の違いなどを質問されており、参加された方のレベルの高さが伺えます。

ISO設定や補正による白トビの傾向やホワイトバランスオートの癖などをプリントを見比べながら解説してくだ
さいました。（写真左上）
これには同席されたキヤノンの方も興味を持たれたようです。（写真右）

そしてお待ちかねモデルの「瀧井ふゆか」さんが登場！（写真左下）屋外撮影に出発です。

屋外撮影は新宿三井ビルのエントランスで行われました。
（当初新宿中央公園を予定していましたが、新宿三井ビルに変更されました。）
新宿三井ビルと言えばキヤノンのサービスセンターのある場所なので、行かれたことのある方も多いのでは。

早速、撮影開始。日下先生が撮影のコツをいろいろ教えてくれます。

皆さん最初は遠慮がちに撮影されているようでしたが、モデルのふゆかさんの表情が柔らかくなると

撮影のペースがどんどん上がっていきます。

場所やポーズを変え、先生がスタッフに指示を出している間、皆さんは画像のチェック！
デジタルカメラって本当に便利ですね…。

最後に日下先生が格好良くフィニッシュを決めて屋外撮影終了。
夢中でシャッターを切った2時間はあっという間でしたが、終わった後はグッタリ。
夏の暑さもあったと思いますが、意外と体力を使います。

今度は涼しい室内でのスタジオ撮影。ふゆかさんも白のワンピースに着替えイメージチェンジ。

キヤノンさんが交換レンズもいっぱい用意してくださいました。
スタンダードなEF24-105mmF4L IS USMからポートレート撮影の王道EF85mmF1.2LII USM、TS-Eの特殊レン
ズまで、豊富なEFレンズ群も体感していただけたようです。

室内撮影の後は、お気に入りの作品を選んで頂きPIXUSプリンターにつないでプリントアウト。
皆さん沢山の写真を撮られたようで、画像選びも大変そうでした。

プリントアウトした写真でミニコンテストが開催。審査員はモデルのふゆかさん。
皆さんの熱い視線を浴びながら1枚ずつお気に入りの写真を探していきます。（写真右）
どれも素晴らしい作品ばかりで本当に困っているようでした。
日下先生曰く「一般のコンテストよりもレベルが高い」と驚いていました。

3名の方の作品が選ばれ、気に入った理由を説明してくれました。
プロカメラマンの審査ではなく、モデルさんの「こういうふうに撮ってもらえると嬉しいです。」という解説は
モデルさんとの接し方の参考にもなります。

最後に皆様からの質問にお答え頂き、セミナーは終了となります。

長丁場の5時間のセミナーでしたが、皆様のご協力の下無事に終えることができました。
ご参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。
最後に皆様から頂いたありがたいご感想とアンケートは今後に役立たせていただきます。

また、丁寧に解説頂いた日下先生、暑い中頑張って頂いたモデルの瀧井ふゆかさん、そして機材手配からいろいろ
ご協力いただいたキヤノンマーケティングジャパンの方々、本当にありがとうございました。