【マップカメラ情報】マグネシウム合金開放F1.8のレンズ搭載 CAMEDIA C-5050
今から約4年前の2002年11月にCAMEDIA C-5050は発売された。当時はデジタルカメラの高画素化が主流で、画素数さえ高ければ画質が良いと評価される時代もありました。そんな中、レンズにこだわり、質感にこだわり、道具としての価値を一層高めたデジタルカメラが「CAMEDIA C-5050」ではないかと思う。
今、このカメラを改め触ってみると、もう二度とメーカーは挑戦してこないだろうと思うほどコストが掛けられて入るのではないと感じるほど質感が良いのである。
開放F1.8の明るいレンズは、ボケ味を生かした撮影が可能になり、開放絞りでもピントの合った部分については非常にシャープな画質を得ることが出来ます。また広角側を銀塩換算で35mmに抑えることで周辺光量の低下もほとんどなく、ズーム全域に渡って非常にシャープで抜け良いクリアな画像が得えられます。非球面レンズの採用もありますが、コーティングの効果も十分に発揮されているのではないかと思います。
マグネシウム合金を採用したボディは、最初に手にした瞬間から高級感を漂わせます。また、ボタンとダイヤルで配置された操作系は、非常に使いやすくなっており使用感もかなり良く出来ています。
総体的に見て、画像エンジンなどには触れませんでしたが、画質は現在でも文句無くトップレベルにあり、カメラとしての質感も最高のレベルにあるカメラだと思います。但し現在のデジタルカメラに比べると起動が若干遅く、とっさの撮影には向いていないなと感じます。
デジタルカメラが苦手な茶色の色再現が良好な事などを考えると、風景や落ち着いてスナップを撮る方には最適な一台ではないかと思います。
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