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マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM~

マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力~Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM~

「ニハチ」

カメラ業界でニハチと言えば28mmかF2.8を意味する言葉として使われています。
本ブログでは、マップカメラの28周年をとニハチとかけ、マップカメラスタッフ一押しの「ニハチ」レンズを通し、「ニハチ」の魅力を皆様に紹介していきます。

毎日28mmかF2.8のどちらかが掲載されますので、お見逃しなく!!

本日ご紹介する「ニハチ」は…
『Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM』です!

28mmの広角レンズは今までご紹介してきたように沢山の種類があり、今回はどのレンズを使おうかな…と迷っていました。
手持ちのSONY α9で使用するとして、マウントアダプターを使ってMFレンズも良いし…。
それなら思い切って軽いレンズを使ってみよう!という事で「Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TypeII VM」をチョイス。
このレンズは昨年の6月ごろにリニューアルされて発売された、比較的新しいMF広角レンズです。

詳しい仕様などが気になる!という方は是非下記ブログをお読みください。
Type IとType IIの違いや、旧レンズとの外観比較などをメインに行っています。
「【Voigtlander】ULTRON 28mm F2 Vintage Line発売です!」

カメラとレンズをセットし、早速電車に乗って目的地へ。
お盆明けのお昼時の電車はガラガラで、座席に座りながらふと上を見上げてみるとつり革が目に入りました。
座りながらカメラを構えて撮影してみると、広がりを感じさせながらも大口径ならではのボケが良い立体感を生み出してくれました。

廃車両の外窓からもつり革を。
デザインは違えど同じつり革なのに、全く違う雰囲気になるのが写真の面白いところです。
逆光時のふわっとした描写と、少し懐かしみのあるつり革がベストマッチ。
最新レンズながらちょっと懐かしい雰囲気も醸し出してくれる、このフォクトレンダーらしい描写にはまってしまいます。

目的地の駅に降り立ち、空を見上げたら青空が広がっていました。
28mmは広すぎず、狭すぎず、目の前に広がっている光景をそのまま素直に映し出してくれるように思います。

街中をぶらぶらしながら、ふと気になったものを写真に収めていきます。
商店街にある米菓店やカレー屋など、ちょっと歩くだけで立ち寄りたくなってしまうお店が沢山。
すべてのお店に立ち寄っているとお腹に収まり切らないので、写真撮影で我慢します。
軽くて軽量ながらF2という明るさを持つ本レンズ、本当に使いやすい一本です。

道端に無造作に置かれた植物

整然と並んだワインの空き瓶

雰囲気のあるランタン
どれも「このレンズだから撮ってみようかな?」と思った被写体たちです。
レンズによって被写体選びを楽しむのも筆者の撮影スタイルの一つ、レンズを変えるごとに新たな出会いが見つかります。

最短撮影距離ぎりぎりまで近づいて絞り開放で撮影すれば前ボケや後ろボケを活かした立体感ある描写が得られ、広角レンズならではの奥行も演出できるのが魅力の一つ。

お洒落なリサイクルショップの軒先で、箱入りマッチが沢山販売されていました。
昔はいたるところで見られたこの箱入りマッチ。
現在はマッチ自体の製造工場が全国に3カ所しかなくなってしまい、更に最近では挟み込んで着火するタイプの「ブックマッチ」も国内では生産終了してしまうなど、マッチ自体あまり見かけなくなってしまいました。
火を消した瞬間にふわっと出てくる煙と香り…どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

日が傾いてくると影が横に伸びてくるこの時間、ついつい自分の影を追ってしまいます。
西日の暑さも和らぎ、だんだんと秋めいてきたように感じます。

テイクアウトしたカフェオレで少し休憩。
左側にちらっと映り込んだ男性の服装はもう長袖のようで、こんなところでも秋らしさを感じられるようになりました。
28mmだからこそ映り込む絶妙な情報量ゆえの気づきかもしれません。

スナップ撮影しているとついつい撮影したくなってしまう、壁にくっついた蔦や街路樹たち。
露出や絞り、WBを変えながら撮影してみると色々な表情を見せてくれます。

スナップ撮影をしながら歩いていると、知らぬ間に夕暮の時間に。
西日に照らされた線路と電車を子供が楽しそうに眺めていました。

ローアングルでふわふわした植物を撮影するのが大好きで、ついついフレームに収めてしまいます。
このネコジャラシのようなイネ科の植物、細い茎が繊細で夏の夕暮れの寂しい雰囲気にピッタリでした。
ちなみにネコジャラシは正式名称「エノコログサ」というのですが、その大元の由来は「いぬころ草(犬っころ草)」からきているようで、穂の形が子犬の尻尾に似ているからこんな名前が付いたようです。
ネコジャラシなのに犬っころ草。日本人は生粋の犬猫好きなのかもしれません。

夕暮れの少し涼しい風を浴びながら、目的地の招き猫がずらっと置いてあるお寺にたどり着きました。
ずらーっと並ぶ招き猫。
これでもまだ全体の一部分で、実際にはこの数を大きく上回る量の招き猫がお供えしてあります。

参拝者がお供えしていく招き猫たち。
その場で供えるのもよし、願いが叶ったら供えるのもよし。
すべての招き猫たちに何かしらの夢が詰まっていて、そう思って眺めていると感慨深い気持ちになります。

お寺を後にしてふと空を見上げてみると、綺麗なうろこ雲が迎えてくれました。
うろこ雲はいわし雲ともいわれ、秋の季語になっています。
その正式名称は巻積雲といい、台風や移動性低気圧が多く近づくと特に多く見られる秋の象徴的な雲の一つ。
うろこ雲を見た翌日は天気が悪くなる傾向のようで、確かに撮影日の翌日は天気悪かったです。

久々に丸一日撮影に出てみましたが、Voigtlander 28mm F2 Aspherical TypeIIの描写の良さと共に秋らしさを感じられた気持ちの良い日となりました。
そんな日常の変化を上手く切り取ってくれる28mmという焦点距離、是非皆さんにも積極的に使ってほしいと欲しいと思います。

毎日更新中!この他の『マップカメラスタッフが語る「ニハチ」の魅力』はこちらからどうぞ
28人の28mm編F2.8編でお送りしております!少しでも興味を持っていただけたら幸いです。

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[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. SONY | 掲載日時:22年08月22日 18時00分 ]

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