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マップカメラスタッフの防湿庫大公開!vol.10

昨年公開し、ご好評をいただいた「マップカメラスタッフの防湿庫大公開!」というブログですが、今年も引き続き大公開いたします!

今回は昨年よりもボリュームアップ!
機材が増え新しく防湿庫を導入したスタッフや中身がガラッと変わったスタッフまで十人十色の内容となっています。
スタッフの間でも話題の防湿庫の中身、早速ご紹介いたしましょう。


【スタッフFの場合】
カメラを始めて7年ほどが経ちました。いい写真を撮るぞと息巻いておりましたが、

写真の技術が向上するのではなく機材への興味が高まり、撮影した写真の量ではなくカメラの量が増える今日この頃です。

そういった筆者が防湿庫を購入しようと思ったきっかけはとてもシンプルで

机の上には収まり切らぬカメラたちを眺め「そろそろ買うか。」と防湿庫を購入したというものでした。

今回は一つだけご紹介しますが実家にももう一つ防湿庫があり、そこにもさらにカメラが眠っています。

東洋リビングのオートクリーンドライシリーズです。容量は80Lほど。

やはり防湿庫は他の家具とはマッチしない部分もあるので合板でこしらえた机の下にひっそりと置いています。

(こうすることで新しい機材を買ってもバレずに済みます…。)

机と防湿庫の間に挟まっているものはライトボックスです。左に見切れているのはSONY DCR VX-2000といってMiniDVを使用するハンディカムです。防湿庫に入りきらず早くも野ざらしになりました…。

 

では早速、防湿庫を見ていきましょう。

まず1番上の段です。

ここにはカメラボディを主に入れています。撮影用に少し開けていたために湿度が上がりました。

その時の湿度計の数字は70%手前を指します。この季節の湿度は恐ろしいです。

(空気清浄機を確認したら加湿機能がオンになっていました。湿度にさらなる磨きがかかっていたようです。みなさまもお気をつけください。)

続いて2段目です。ここには主にレンズを収納しています。

Leicaレンズはコンパクトなので1列に3本くらいは入ります。

CONTAXのレンズも単焦点であれば2~3本入ります。

一般的な一眼レフ用のズームレンズなどは2本くらいでしょうか。

リアキャップにレンズが判別できるようにシールを貼り付けてあります。

 

奥に見える白いものはカビストッパーと呼ばれるもの。これについてはまた後ほど。

一番下にはコンパクトカメラやポラロイドなどが所狭しと並んでいます。

よく使うカメラやレンズは棚に入れてあります。

CONTAX RTSIIはカメラを始めた頃に購入したもの。

FUJIFILM EF-X20は純正以外のボディで使うとマニュアル調光になるのでデジタルカメラでしか使いませんが手軽に使えるフラッシュとして重宝しています。

レンズシャッター搭載のLeica Q(Typ116)などと相性が良いと思います。とはいえ別のメーカーのフラッシュ使用となりますので不具合などがあるかもしれません。もしお試しになる際はご自身の責任でお願いいたします。

さて、お待たせしました。こちらが先ほどの白い袋の正体です。

その名も「HAKUBA ジャンボカビストッパー」防カビ・防湿剤です。

ジャンボと通常サイズの2種類展開なので使う場所に合わせて選ぶことができます。

使用している東洋リビングのオートドライシリーズは最新機種ですとLED光連続照射と循環対流システムにより消臭・抗菌・防カビ作用があるものとなっていますが、筆者のものは少し古いものなので念のため一緒にいれてあります。

 

最近の防湿庫は室内にLEDなどの電飾がついていて取り出す際に見やすくなっています。

筆者の防湿庫も中に鏡があり、多少は視認性が良かったのですがすぐにカメラで隠れて見えなくなりました。

また、湿度を一定に保つために常日頃稼働させているので少し前の防湿庫を使用した時の電気代などが気になり出しました。

現在使用しているのと同じくらいのサイズの東洋リビングのオートクリーンドライ ED-80CATP2は「電気代 1日1円以下」。

一人暮らしをしているとこのフレーズにクラっときてしまいます…。

 

・・・

 

カメラを防湿庫にしまう際、気を付けておきたい事がもう一つあります。

それが・・・

そうです。皮脂などの汚れです。

カメラを触った時にどうしてもついてしまうものですが、カビの大好物です。

防湿庫などにしまう前に綺麗に拭いておかないと、そのまま長期間放置などしてしまうとカビが生える原因となります。

 

そんな時はカメラやレンズを綺麗にしてからしまってあげましょう。

もし防湿庫やドライボックスに入れる事ができなくてもこれをするだけでカビの発生のリスクを減らすことができると思います。

 

筆者が愛用するクリーニンググッズです。

まずブロアーです。細かいホコリやゴミがついているのをそのまま布で拭いてしまうとそれが原因でキズができてしまいます。

レンズの前玉などは線キズになってしまうため、特に注意が必要です。プロテクトフィルターを付けておくと更に安心です。

ダイアルなどの細かい溝のホコリなどは熊野筆を使用します。

全国の筆生産高のおよそ8割を占める、日本一の筆の里である広島県 熊野町で生産される筆です。
主に化粧用として重宝され、日本が世界に誇る伝統工芸品のひとつです。

ブロアーで吹き飛ばしたあとにCURAのMICRO WIPERとLENS CLEANERを使用しレンズやボディのファインダーや液晶などを綺麗にしていきます。

クリーニングの仕方についてはこちらのブログをご覧ください。動画付きで解説しています!

【蔵Cura】クリーナー&ペーパーセットで愛機をクリーニング。

 

・・・

 


防湿庫は一回り大きなサイズを買うと良いとよく言われています。

筆者もそれに習い少し大きめなものにしました。そんなにいるかなと思う時期もありましたが、

今となってはどうでしょう。大きな防湿庫があれば同じレンズを年代別に揃えることもお手の物です!

・・・いまの一文をみて「ほ~」と思った方は一回り大きな防湿庫を購入するのをお勧めします。

気が付くと同じカメラが2つも…。ということもしばしば。

 

最後に撮影に使用した機材を書いておきます。

Leica Q(Typ116)と SONY α7RIII + CONTAX645 Planar T* 80mm F2

加えてHASSELBLAD X1Dも使用しました。

 

これを撮影した機材は

Leica M9 + ズミクロン M50mm F2です。

・・・そしてこれを撮影したカメラが、といきたいところですが、これをやると終わりが無さそうなのでここで締めたいと思います。

この手のブログを書くとカメラを撮るためのカメラが必要になるのです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後の防湿庫ブログにて、別スタッフの使用用途や別サイズの使用感を執筆する予定となっております。

そちらの記事も合わせてご覧頂けましたら嬉しく思います。

 

 

▼カビ対策お済みですか!?梅雨から愛機を守る特集ページです▼

 

東洋リビングの防湿庫です。筆者は240Lに憧れています。

ブログ内に登場したクリーニング用品たちです。

ブロアーも気づくと増えている物のひとつです。

撮影機材はこちら

[ Category:etc. Leica | 掲載日時:21年06月08日 13時39分 ]

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