昨年公開し、ご好評をいただいた「マップカメラスタッフの防湿庫大公開!」というブログですが、今年も引き続き大公開いたします!
今回は昨年よりもボリュームアップ!
機材が増え新しく防湿庫を導入したスタッフや中身がガラッと変わったスタッフまで十人十色の内容となっています。
スタッフの間でも話題の防湿庫の中身、早速ご紹介いたしましょう。
【スタッフFの場合】
関東地方の梅雨入りも目前に控え、我々カメラユーザーにとって一番怖いものはカビだと思います。
特にレンズのカビは危険で写真に影響があるだけでなく、コーティングを浸食してしまいます。
レンズ内をクリーニングしても跡が残ってしまう可能性があります。
押し入れなどの湿度管理ができない場所に置いておくと気づけば下の写真のようになってしまうかもしれません。
ここまでくるとレンズ本来の描写は失われてしまいます。
こうならないためにも…と思い続けていたのですが、金額も物理的にも大きな買い物となるため手を出せずにいました。
ついに今年に入り、部屋の模様替えなどを兼ねて筆者も念願の防湿庫デビューを果たしました。
導入したのは東洋リビングのオートクリーンドライです。
色々なメーカーで迷っていた中で複数防湿庫を所有する先輩社員におすすめされ購入を決意しました。
容量は77Lで位置が変えられる引き出し式の棚が3段入っています。
購入を決めた主な理由は、「大切にしたい機材が増えたこと」です。
いつかは修理不能になるであろうフィルムカメラ、今大切にしておけばもっと長く使えるかもしれないという思いから購入に踏み切りました。
それでは中身をご紹介してまいります。
まずは一番下の段からご紹介。
主によく使っているカビの生えていないフィルムカメラを入れています。
左奥からNikon F4、New Mamiya6、
そしてCanonオートボーイテレ6の海外版、Canon PRIMA Tele、父が家族写真を撮っていたもので思い入れのあるカメラです。
OLYMPUS mju Ⅱ Limitedや35mmフィルムを細切りのコマにしてムービーカメラのように使用できるLOMOKINO SUPER35、メインで使用しているLeica M4 50JAHREも収納しています。
たまに使用する露出計も一緒に保管しています。
2段目は主にデジタルカメラを入れるスペースに。
GFX50RとX-T4、そしてこのブログの撮影に使用している家族のX100Vを収納しています。
こちらはまだスペースに余裕があります。
来年に期待です…!
一番上の段にはレンズを収納しています。
スペースが余っているためフードやマウントアダプターも収納しています。
Nikonの180mm F2.8は猫を撮るのにちょうど良いレンズでよく持ち歩いていました。
特にお気に入りなのは最近手に入れたHASSELBLAD XPan用の45mm F4です。
GFXで使用するためアダプターは付けたままにしています。
奥には強弱を変えるダイヤル、青色の光触媒が点灯しています。
光触媒は優しい色で特に目立つようなこともないので安心でした。
この隣にはコンセントもありバッテリーも充電することができます。
今回は撮影の都合上点灯していませんが、タッチ式のライトもあり、どこに何をしまったかひと目で分かります。
カビがすでに生えているカメラなどは別の入れ物で保管しています。
とはいえ、こちらもお気に入りのカメラたちです。
ホコリをかぶらないよう布を折りコンテナに掛けて保管しています。
これ以上カビが広がらぬことを日々祈るばかりです…。
愛しのカメラが整然と並ぶ棚、長らく憧れだったのでつい眺めてしまいます。
カメラを大切に使用する一つの手段としてぜひ防湿庫をご検討ください。