昨年公開し、ご好評をいただいた「マップカメラスタッフの防湿庫大公開!」というブログですが、今年も引き続き大公開いたします!
今回は昨年よりもボリュームアップ!
機材が増え新しく防湿庫を導入したスタッフや中身がガラッと変わったスタッフまで十人十色の内容となっています。
スタッフの間でも話題の防湿庫の中身、早速ご紹介いたしましょう。
【スタッフTの場合】
「走り梅雨」を終え本格的な梅雨が始まるこの季節、
大切な機材を湿気から守るために筆者が使っているのが「防湿庫」です。
カメラ・レンズに留まらずあらゆるものを大切に保管することのできる夢の箱、
一家に一台置いておいてもいいのではないでしょうか。
筆者が防湿庫を買った理由、それは偏に大切な機材を守るためです。
梅雨のこの時期になると高くなる湿度、これが機材にとっての致命傷であるカビを発生させる原因なのです。
カメラやレンズに一度カビが生えると清掃・修理をする必要があり、それでもカビ跡が残ることが多々あります。
清掃を怠ると他の機材にまで繁殖する恐れもあるため油断できません。
諸悪の根源を断ち切るための強い味方、「防湿庫」
購入を検討している方々の背中を押すことができると幸いです。
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筆者の防湿庫ですが容量は50L、望遠レンズなどを入れることがなければ多くのカメラ・レンズを入れることができる大きさです。
シンプルなデザイン、視認性の高いアナログ式の湿度計を採用しているところに惹かれました。
撮影のために開けているとあっという間に湿度は60%ほどに、この時期は特に油断できません。
この防湿庫は緑のランプが点灯している間は防湿中、ランプ下のノブを捻ることで防湿の具合を調節することが可能です。
基本的な操作に関してはおおよそこのように操作する事で湿度のコントロールが出来ます。
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折角なので中身もご紹介しましょう。
自称ミニマリストである筆者は多くのモノを持つことを好まず、それは機材についても同様です。
他のスタッフと比べると賑やかさに欠けるかもしれませんが、選び抜かれた少数精鋭部隊となっております。
上段にはコンタックスフィルムカメラたち
機械式一眼レフのS2b、レンズは標準レンズの帝王・50mmF1.4プラナーのみ。
コンパクトフィルムカメラの代名詞であるCONTAX T2は見た目と性能のギャップが何とも言えず、持ち出す頻度も写りの打率もトップレベルな一台です。
ルーペ・トリオターやソフター、マウントアダプター等アクセサリー類も同じように管理しています。
下段には自身最高の相棒であるキャノンEOS-1D X MarkIIが鎮座しています。
シャッターユニットを交換し、グリップ力向上のためにテープを貼付け、未開封の状態で入手したコンタックスの本革ストラップを装着。
トータルバランスに優れ、重さを除けばこれ以上望むことが他にない完璧なカメラです。
ちなみに陰では「岩」と呼んでいます。
EFマウントレンズは「EF400mm F2.8L IS II USM」を所有していますが、
収納すると他の機材が入らなくなるためトランクケースでカビストッパーと共に眠っています。
新たな防湿庫を購入する日も近いかもしれません。
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容量の大きなものを選んで新たな出会いを重ねるも良し、
小さなものを選んで機材選びに吟味に吟味を重ねるも良し、
入り切らなくなったら防湿庫を増やせば良い?
それもまた正解です。
機材の出入りが激しい筆者、この記事を読んで驚く当店スタッフも多いかもしれません。
後悔することの方が多い機材の入れ替えは慎重に!
偽らざる本音です。
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ミニマリストなあなた、ミニマリストを目指すあなた、
巨大なレンズを使うことがなければ50Lで充分!
防湿庫に入りきらずトランクケースに眠る望遠レンズにはこちら!