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【マップカメラ情報】マップカメラ限定 赤城耕一監修×kajunオリジナルカメラバッグができるまで 第1回

マップカメラ限定 赤城耕一監修×kajunオリジナルカメラバッグができるまで 第1回

写真1

シンプル イズ ベスト

もっとシンプルなカメラバッグがあってもいいんじゃないか?

機能は最小限でいい。上質でシンプルなデザイン。大人の男性が持って恥ずかしくなく、ファッションにこだわりのある若い女性が持ち歩きたくなるもの。それでいて、カメラバッグとして考え抜かれた形をしているもの。

そう考えたとき、一つの結論に達した。
革作家と写真家のコラボレーションによる、こだわりの鞄。
それが今回の企画、マップカメラ15周年を記念するカメラバッグづくりのはじまりだった。

僕はまず、写真家であり『銀塩カメラ至上主義!』の著者である赤城耕一さんに連絡をとった。そして企画の趣旨を説明すると、すぐに赤城さんはこちらの意図を十分に把握し、快諾してくれた。
「面白いよ、やろう」

このカメラバッグづくりは、赤城さんでなければならない。そう考えた理由は、機能を削ぎ落としていったとき、最後にこれだけは譲れないという機能性の一線を、赤城さんは軽快なスナップを楽しもうとするカメラファンの視点で、いやもっと踏み込んで正直に言えばライカ使いの眼で監修してくれる、そう思えたからだ。

街中でスナップをするとき、撮影者はおおげさなカメラバッグを歓迎しない。むしろその場に空気のようになじみ、チャンスの一瞬を捉えるための、ごく自然な外観のカメラバッグこそ理想なのではないか。

そして革作家として、若い女性を中心に人気を集めるkajunさんに依頼をした。
大胆なほど贅沢に良質の革を用い、その革のよさをあますところなく形にするデザイン性。そして、細かなステッチ一つにも気を抜かないつくりの確かさ。それが同居したkajunさんの革作品はどれもが、使いやすく、美しい。

話は決まった。
あとは作るだけだ。

写真2

いったいこれは何だろう?

いったいこれは……。
四角くて、上が開いている、革でできた箱。これもまた今回のカメラバッグのために試作されたものだ。

いくつものアイデアが考え出され、そしてまた削ぎ落とされていった。シンプルな形を得るには、そこに至るまでにさまざまな紆余曲折を必要とした。

強度は十分か。収納力はどうか。持ってみたときのバランスは。使いやすさは。それらをクリアしながら、形をシンプルに保つ。あくまで挑戦するのだ。欲しかった、しかしいままで出会うことができなかったカメラバッグづくりに。

写真3
上の写真は、第1回の試作を真剣な表情でチェックするマップカメラでの打ち合わせ場面。
何度も打ち合わせが開かれ、徐々にカメラバッグが作り進められていく。

*次回に続く

赤城耕一監修×kajunオリジナルカメラバッグのショッピングは<三角矢印>こちら

(企画・執筆・撮影(上2点)/白井明大 撮影(下1点)/マップカメラ)

[ Category:etc. | 掲載日時:09年09月18日 10時07分 ]

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