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【マップカメラ情報】ライカでマクロ!ビゾフレックス用アダプター。

日々暖かくなる陽光に照らされ、春夏の野花が咲き誇っていますが、この季節、やっぱり何かと

マクロが活躍します。ライカでマクロといえば、現行のマクロエルマーか往年のDRズミクロンか。

これらのマクロ機能、マクロに不向きなレンジファインダー用として奇抜な発想と、凝った技巧で

素晴らしいですが、もう一歩寄りたい!とか、もっともっとクローズアップしたいとなると

レンジファインダーではやはり限界が・・・。

そこでビゾフレックスの登場となるわけです。M型ないしバルナック型の前にミラーボックスを

着けて1眼レフ化する例のアイテムです。レンジファインダー用のレンズはもちろんのこと、無限遠まで

合焦するように設計されたエルマー65mmやヘクトール125mm、テリート200mmなど

ビゾフレックス専用レンズの描写力も素晴らしく、見た目の厳つさと合わせてビゾフレックスは

使う上で魅力いっぱいです。

だがしかし、折角のライカのコンパクトさが失われるとして敬遠する向きもありますので、

そんな方にお勧めなのが今日ご紹介するビゾフレックスレンズアダプターです。

俗にMRアダプターなどと呼ばれますが、その俗称の通りライカのRマウントボディーにMマウントレンズを装着する為の

純正アダプターです。

このアダプターを使ってライカR8に沈胴ズミクロンを装着した姿がこちら
                ↓

なかなかのルックスですね。もちろんマクロ専用となります。
上から見るとこんな感じ。
       ↓

R8のシルバーボディーに良く似合います。

沈胴させるとこんな感じ。
       ↓

レンズは前方に繰り出されるほど近距離に焦点が合うので、沈胴させるとそれだけ遠くに合焦し接写時の

拡大率が下がるわけです。沈胴ズミクロンの場合、沈胴の短さのためほんの僅かですが・・・。

では、より分り易く次は沈胴エルマー90mmを装着してみましょう。
その図がこれ。
     ↓

結構な迫力でかっこいいです。

沈胴時がこれですから
     ↓

沈胴・非沈胴でレンズの繰り出し量が大きく異なり、沈胴時では1メートル半くらいの所にピントが

きます。引出し時はそれはもう、完全マクロです。

こんな使い方するひとは殆どいないと思いますが、トロンボーンのようにレンズヘッドを押したり

引いたりするといろんな拡大率でマクロ撮影が楽しめたりします。「今日は花のクローズアップ

しか撮らないぞ!」という日には沈胴エルマー一本で勝負!なんてのもありかも。

ただ、無限が出ないのはどうにも・・・、というひとにはやっぱり王道エルマー65mmがいいでしょう。
                 ↓

うむむ、渋い!適度に鏡胴の太さがあるため、大柄なR8ともバランスが悪くありません。

今回はあいにく、ヘクトール125mmとテリート200mm等のビゾ専用レンズが手元に無いため

装着した姿をお見せできませんが、焦点距離が長くなればなるほど鏡胴が太く長くなるのでますます

R8等の一眼レフとの相性が良くなります。

最後にちょっと変わった組合せでいきたい方にこんなのはいかかでしょう。
                 ↓

エルマー90mmトリプレットにビゾ用OUAGOヘリコイドの組合せです。

小振りなレンズが愛らしいちょっとユニークな組合せ。

このビゾフレックス用レンズアダプター、中古で入荷するのは年に多くて数点。

ご興味のある方は1号店B1階までお急ぎください!お電話でももちろん結構です。

ネット注文の方はこちらから

なお、1点ものにつき売切れの際はご容赦下さい。

[ Category:Leica | 掲載日時:10年06月02日 10時50分 ]

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