シンプルで洗練されたデザインと28mm~200mm相当の光学7.1倍ズームが魅力のRICOH R8の試写レポートです。
背面液晶横に設置されたADJ.(アジャスト)ボタンにより、マクロモードとの切り替え、露出補正やISO感度などの設定がジョイスティックのような感覚で直感的にすばやく操作できました。
■作例
焦点距離:28mm相当
絞り:F5
シャッタースピード:1/540
ISO100
■右の写真と同じ立ち位置から撮影。7.1倍ズームはここまでよれます。
焦点距離:200mm相当
絞り:F5.2
シャッタースピード:1/540
ISO100
■逆光気味の写真。暗部のノイズが目立ちません。
焦点距離:28mm相当
絞り:F5
シャッタースピード:1/570
ISO100
■定評のある正方形フォーマットも対応
焦点距離:28mm相当
絞り:F5.2
シャッタースピード:1/540
ISO100
■空の色がかなり鮮やかに出ました。
焦点距離:28mm相当
絞り:F3.3
シャッタースピード:1/1070
ISO100
露出補正:-0.3EV
■空のグラデーションや暗部の描写も自然です。
焦点距離:28mm相当
絞り:F5
シャッタースピード:1/710
ISO100
露出補正:-0.3EV
焦点距離:28mm相当
絞り:F3.3
シャッタースピード:1/153
ISO100
露出補正:-0.3EV
焦点距離:28mm相当
絞り:F3.3
シャッタースピード:1/870
ISO100
■ISO400に増感するとそれなりにノイズ感があります。
焦点距離:28mm相当
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/870
ISO400
露出補正:-0.3EV
■最大1cmまでよれるマクロモードも健在。
焦点距離:28mm相当
絞り:F3.6
シャッタースピード:1/310
ISO400
露出補正:-0.3EV
オススメポイント
高倍率ズームレンズは画質性能を犠牲にしていません。上位機種にも見劣りしない解像感と諧調性が味わえます。色味はGRやGXシリーズよりも派手さがあります。また、ISO感度を400にあげるとある程度ノイズ感がでてきます。ただ、今回はあえてISO400で試してみたのですが、手ぶれ補正が付いているので、ISO100でも十分幅広く活用できます。
RICOH独特の雰囲気ある写真を手軽に味わえる秀作デジカメです。