【SONY】SEL70200GMで楽しむ公園スナップ
写真を撮る方あるあるだと思うのですが、つい特定の画角を好んでしまいがちになります。
かくいう私も85mmや135mmといった中望遠の画角で写真を撮ることが多いです。
中望遠のレンズはとても使いやすく、ついつい選んでしまいます。
ボケが大きく表現できるので、被写体を強調できますし、
圧縮効果で背景がグッと近づくので、背景が雑多になりにくいです。
なので、こんな風に他のお花がたくさん生えているような花壇でも、
大きくぼかしてくれるので、被写体のお花に目がいきます。
中望遠は一目見て一眼っぽい写真になるので、個人的にいい写真が撮れた、と感じることが多いです。
今回は、「ILCE-7M4」と中望遠の画角を含んだ「SEL70200GM」で公園でお散歩しながらスナップを撮影してきました。
この橋は、遠くから人が通るタイミングを狙って撮影しました。
人がいないと、味気ない写真になってしまったので、
上手くフレームインさせることで、見るべきポイントを作ります。
ここはとても自然豊かな公園で、公園の中に川が流れていました。
高低差がある場所で、滝までありました。
三脚を持っていなかったのですが、手すりに頑張って固定して、
少し長めにシャッタースピードを設定しました。
三脚なしでしっかり撮れたのは、やはりボディに手ブレ補正が入っているからでしょう。
そして冬は旬の花が多くはないイメージでしたが、様々な花が咲いていました。
冬の花の代表、椿。
ナンテンのような赤い実も、水仙も、冬らしさを感じます。
そんな中、ふと見上げると
梅の花が咲いていました。
白い花だけでなく、まさに紅梅色の梅も咲いていて、段々と春が近づいている気配を感じました。
「SEL70200GM」は、GM初期のレンズで、とてもボケが柔らかいレンズです。
ボケが柔らかいと聞くと、背景がうるさくならないボケ味を想像するかもしれません。
もちろん背景のボケが滑らかで綺麗なのはもちろんなのですが、
「SEL70200GM」は、ピント面から徐々にボケが大きくなります。
レンズによっては、ある一定の距離から大ボケしてしまうものもあるのですが、
滑らかに、徐々にボケが大きくなることにより、立体感のある描写が実現しています。
昨今の解像感が非常に高く、ボケも美しいGMレンズの描写も素晴らしいですが、
全体的に柔らかな雰囲気で、味のある描写はこのGM初期ならではで、私のお気に入りの一本です。
スナップから風景、お花まで撮れる映えレンズ、「SEL70200GM」いかがでしょうか。