【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】京浜東北線E233系1000番台デビュー
もうすでにストロベリー小野氏の速報でお伝えしたとおり、12月22日より京浜東北線にも最新型車両のE233系の投入が開始されました。
京浜東北線新型車233系1000番台(御徒町駅にて)
使用機材:Nikon D200+AF-SED28-70mmF2.8D
これは現在京浜東北線で使用されている209系が投入開始より約12年が経過し、初期に投入された車両から寿命を迎えている為、車両交換が開始されたものです。
早くも引退を迎える209系の初期型(写真左:西日暮里駅にて)
山手線等で活躍しているE231系に似た209系の後期型500番台(写真右:田町駅にて)も活躍中。
山手線E231系とすれ違う京浜東北線209系(田町駅にて)
使用機材:Nikon D200+AF-SED80-200mmF2.8D
さて車両の寿命ですが、他の路線では勤続30年以上の車両が当たり前のように活躍しているのに10年少々で寿命??と思われた方も多いのではないでしょうか?
これは209系が「3つの半分」をコンセプトに作られた事が影響しています。3つの半分とは
1.製造コストを半分(安く作る)
2.重さ半分(車両の重さを軽くすることで動力部や線路(保線)への負担を減らす)
3.寿命を半分(常に最新の安全システムや省エネ技術のを導入した車両を使用する)
確かに利にかなっている気もするのですが、やはり勿体無い気もします。
そして何よりあまりに早い車両交換は、車両への愛着も減ってしまう気が。
先日、のり氏の影響を受け鉄道博物館に行ってきました。
小さい頃から乗り馴れた101系や103系の車内に入った時は懐かしさでいっぱいでしたが、209系を後々懐かしく思える時が来るのか疑問に感じます。そもそも209系が鉄道博物館に展示されるかという問題もありますが…。
平成生まれの引退。こう書くと車両の引退より自分が年を取った事に悲しさを覚えます。