【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】伊豆箱根鉄道 駿豆線
伊豆箱根鉄道駿豆線(いずはこねてつどうすんずせん)はJR東海道線三島駅から修善寺までの19.8kmを結ぶ単線のローカル線です。伊豆箱根鉄道は駿豆線のほか、鉄道路線としては小田原から発車する大雄山線(だいゆうざんせん)を持っていますが、今回は西伊豆の春の到来を確かめるべく、駿豆線まで行って参りました。
伊豆箱根鉄道は西武鉄道グループの一員のため、列車のカラーリングは全てライオンズカラーで統一されています。
そして駿豆線には、伊豆箱根鉄道が自社発注した7000系、3000系のほか、親会社である西武鉄道から譲受された1100系と1300系が走っています。
車両工場と車両基地を兼ねた伊豆箱根鉄道本社屋(大場(だいば)駅近くにて)
3000系(鋼製)。見事なライオンズカラーです。
大場(だいば)駅~三島二日町(みしまふつかまち)駅間にて
西武鉄道から譲受された1100系(西武701系) 本家では黄色く塗られて走っていました。
大場駅~三島二日町駅間にて
こちらも西武鉄道から譲受された1300系(西武新101系) 大場駅~三島二日町駅間にて
平成3年から運用開始した7000系 大場駅~三島二日町駅間にて
駅の掲示板には西武ライオンズのポスターが・・・(大場(だいば)駅にて)
また駿豆線にはJRから185系踊り子が、終点の修善寺駅まで直通で乗り入れています。
駿豆線を修善寺へ走る185系踊り子。晴れていれば背景には富士山が見えるロケーションです。
大場駅~三島二日町駅間にて
1100系(西武701系)と並ぶ185系踊り子(修善寺駅にて)
駿豆線は明治31年に開業した今年で開業110周年の歴史ある路線です。当初は湯治客の利便を図る目的でしたが、路線周辺の宅地化が進むとともに通勤通学の足としても重要な役割を果たしてきました。
開業110周年のヘッドマークを付けて走る3000系
大仁(おおひと)駅~田京(たきょう)駅間にて
今回、写真的にはあまり春の訪れを伝えることは出来ませんでしたが、雨あがりの日差しは暖かく、日中は終始上着を脱いでの撮影でした。その意味では、西伊豆の春訪れを十分に確認できたといえるのではないでしょうか。東京にも本格的な春の訪れが待ち遠しいと思うストロベリーでした。
【使用機材】
キヤノン EOS KissDIGITAL X
EF-S17-85mmF4-5.6 IS USM
EF70-200mm F4L IS USM