初めてのカメラ。 その2 ~デジタル一眼レフカメラのアレコレ~
皆様こんにちは!
先日「初めてのカメラ。 その1~カメラの歴史をたどる~」を書かせていただきました。
さて、今回はデジタル一眼レフカメラのお話に入ります。
当たり前の様に使っているデジタルカメラって
そもそもどうやって写真が撮れるの?というところから。
一眼レフカメラの大まかな構造です。
フィルムカメラと違ってフィルムを入れるわけでもないのに
カラー写真もモノクロ写真も設定を変えるだけで撮れてしまう。
その秘密はフィルムと同じく光を受け止める役割を担う
「センサー」と呼ばれる部品があるからです。
このセンサーで受け止めた情報を映像エンジンといわれる
コンピューターで処理をして写真データになる、という仕組みです。
センサーとザックリ書きましたが
色を出すためのカラーフィルター
明度を判断するためのフォトダイオード
その他にも、赤外線(IR)カットフィルター、ローパスフィルターなど
挙げたらキリがない様々な部品が組み合わさって出来ています。
この辺の細かい話は大変なので割愛します。
とにかく、このセンサーがデジタルカメラのキモなんです。
センサーのクオリティや大きさで画質が大きく変わってしまいます。
さて、ここで今日のメイン!
デジタルカメラのセンサーの大きさのお話です。
35mmフィルムという言葉、覚えていますか?
忘れちゃった、何それ?という方は前回のブログをご覧ください。
フィルムにも大きさが色々ありますが
一番広く使われているのは「35mmフィルム」と呼ばれるものです。
じゃあデジタルカメラも35mmフィルムと同じ大きさのセンサーを使っているのか?
答えはYesでありNoでもあります。
35mmフィルムと同じ面積のセンサーを「フルサイズセンサー」と一般的に言います。
今現在はCanon,Nikon,SONYの3社が主に発売しています。
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各社から何機種か発売されていますが、お値段を見ると…結構します。
写真撮影が仕事のプロカメラマンや
カメラが好きで良い機材が欲しいという方は持っていることが多いかと思います。
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ただ、デジタル一眼レフカメラに関して言うと一般的に普及しているのは
「フルサイズ」より幾らか小さい「APS-Cサイズ」です。
お値段を見ても「フルサイズ」よりもお手頃です。
各社それぞれ発売していて、特にPENTAXはこのAPS-Cに力を入れています。
センサーの大きさが変わるとカメラ全体の大きさや重さも変わってきます。
「フルサイズ」のカメラは平均して約1kg近い重さなのに対して
「APS-Cサイズ」のカメラは重いもので約800gほど。
軽いものだとナント400gほどです。
機材は軽い方がいいという方や、手軽に一眼レフを始めたいといった方には
この「APS-Cサイズ」のカメラがオススメです。
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その他にも、先程の「APS-Cサイズ」よりも更に小さい
「フォーサーズ」という規格や「1インチセンサー」などもあり
全部挙げようとすると、まだまだ沢山の規格があります。
全部覚えようとしても中々大変ですので追々少しずつお話しましょう。
最後に今日はもう一つだけ。
レンズ交換式のカメラを使うと「35mm判換算」という言葉をよく耳にします。
この「35mm判」というのは何回も話題に出した「35mmフィルム」のこと。
デジタルカメラは先述のように様々な規格があり
使う機材によってレンズの選択方法が変わってきます。
そこで、どの規格でも分かりやすくする為に
「35mmフィルム」のカメラで写せる画角(写る範囲)に換算をするという
少々面倒な計算式があるわけです。
カメラのセンサーが「35mmフィルム(フルサイズ)」の大きさで「50mm」のレンズを使うのと
「APS-Cサイズ」の大きさで「50mm」のレンズを使うのとどう変わるのか…。
こういったお話はまた後日。
今回もご覧いただきありがとうございます。
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