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初めてのカメラ。 その5 ~明るさのお話~


皆様こんにちは!

前回は「35mm判換算」というお話をしました。
ちなみに前回のブログは商品詳細

色々と書きましたが、私個人としては趣味の範囲なら
この計算式にとらわれることなく使いたいお気に入りのレンズで
何とか頑張ってみるというのもアリかなと思います。

実際にカメラを構えた時に焦点距離が〇〇mmだから…なんて考えてたら
「カメラに撮らされてる感」があって何だかアンニュイ。
ある程度目的に合ったレンズなのであれば
今付いているレンズに合わせて自分が動けばいいんです。
写真は楽しく撮りましょう♪

さて、こういう細かい話をする前に写真を撮るうえで一番大事なお話をしていませんでした!
「写真の明るさって何で決まるの?」です。

なんせテーマは「初めてのカメラ。」ですからね!
基本の基本をおさえていきましょう。

ということで今日は写真の明るさを決める3要素を紐解きます!
明るさの話と合わせてそれぞれの数字の意味や
数字を変えるとどう変化するかも見ていきましょう。

まず1つめ!
一番分かりやすい「シャッタースピード」から。

カメラの画面に「○/○」または「○○”」という数字が出てきます。
これがシャッタースピードを表しています。
基本的には分数であることが多く「1/250」のような感じで出てきます。
夜景やすごく暗い場所だと「2″」とか出てきます。


シャッタースピードが速い方が光を取り込む時間が短くて
光の量も少ない
です。
そしてシャッタースピードが速いと動いているものも止めて写せます。

逆を言うと…


シャッタースピードが遅いと光を取り込む時間が長くて
光の量も多く
なります。
そしてシャッタースピードが遅いと動いているものが流れて残像のようになって写せます。

よく「手ブレ」という言葉を耳にしますよね。
これはシャッタースピードが遅い時に起こります。
シャッターを切っている間に自分が動いてしまうことです。
自分では動いていないつもりでも無意識に数ミリとか揺れるんですね。
他には「被写体ブレ」というのもあります。
これは単純で、シャッターを切っている間に被写体が動くことです。
風になびいた葉っぱとかが良い例ですね。

コレをうまくコントロールして動く被写体を止めたり流したりして撮っていきます。
明るさに関しては最近のカメラだと
「シャッタースピード優先」というモードがあるので
それにするとシャッタースピードは自分で設定できます。
他の2要素はカメラ任せにできるのでけっこう簡単に操れます。

では2つめ!
ちょっと聞きなれない「絞り値(F値)」

レンズは光を撮像面に導くというのをいつぞやお話ししましたが
分かりやすく光が通る場所の大きさとでも言っておきます。
レンズには「絞り羽根」と言う部品が必ず入っており、
ここで光の入る量を調節していきます。
レンズには「F○○~○○」と書いてあるのをご存知でしょうか?
この数字を「F値」といいます。
一応ウンチクですがそのレンズの焦点距離÷有効口径で求められます。


数字が少ない方がたくさん光を入れられます。
そして、ピントの合う範囲が狭く(被写界深度が浅く)なり
ボケが大きく出るようになります。

これも逆に言うと…


数字が大きいと少ししか光が入りません。
そして、ピントの合う範囲が広く(被写界深度が深く)なり
全体にピントが合うようになります。

人物撮影で背景をボカしたり
風景をパンフォーカス(全体にピントを合わせる状態)で撮るときに設定することが多いです。
こちらも「絞り優先モード」が搭載されているカメラなら
簡単に設定できて楽しく使えます。

さて、最後の1つです!
これを変えるのは個人的には最終手段だと思っています。
「ISO感度」です。
フィルムカメラだとフィルム自体に感度が設定されているので
一回フィルムを通したら撮り終えるまで感度は変えられません。
私はこの癖が身についているので、たとえデジタルカメラでも
あまりコロコロと変えることはしたくない項目ではあります。

ISO感度とはカメラの撮像面での光に対する感度です。
そのまんまですね。
この数字が高いほど感度が上がり、
明るく写りやすくなる代わりに画質は劣化していきます。

逆に数字が低いほど感度が下がり、
暗く写りやすくなる代わりに画質は落ちにくいです。

晴れていて光があるシーンなら100~400くらいが一般的でしょうか。
夕方や夜になると暗くなるのでカメラの感度を800~3200など
高めの数字に上げて対応するのが良いでしょう。

これら3つの要素は密接に絡み合っています。
どれか1つでも数字が動くとそれだけで明るさが変わります。
「マニュアル撮影」ではそれを計算して全部自分でやらないといけません。
「○○優先モード」などは、ある明るさからズレないように
自分で設定するもの以外をカメラが自動で変えてくれます。

実際にどのようにこれらの数字が絡み合っているかはまた次に…
それではまた!

「初めてのカメラ。」シリーズは商品詳細

シャッタースピード・絞り・ISO感度
それぞれの解説が載っている「ビギナーズガイド」
これを読んで基礎を確認しておきましょう☆

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[ Category:etc. | 掲載日時:15年02月22日 20時00分 ]

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