【マップカメラ情報】初めてのクラシックカメラその3★ネタックス+テッサー50mmF2.8
クラシックカメラで撮影したことはありますか?
「クラシックカメラ」・・・!憧れの存在ですよね。
実際の撮影ってどんな感じなのか、
クラシックカメラでの撮影に挑戦しています。
第3弾はこちらです☆
ZeissIkon
ネタックス(テッサー50mmF2.8付き)
1936年に発売し、38年まで造られた
ドイツのZeissIkon(ツァイスイコン)社のクラシックカメラです。
1936年というとピンときませんが、いまから76年前です。
2・26事件 、阿部定事件が起こった年で
流行語は「兵に告ぐ」「今からでも遅くない」
「前畑ガンバレ!」 「大日本帝国」 「下腹部」 だそうです。
ネタックスは、レンジファインダー機コンタックスをレンズ非交換のスプリングカメラとした普及機
“スーパーネッテル”が基本になっています。
スーパーネッテルと違い蛇腹がなくなり、
専用マウントによりレンズ交換が可能となっています。
こちらはレンズを外した姿です。
交換レンズには沈胴式テッサー5cmF2.8、トリオター10.5cmF5.6があります。
専用の純正アダプターによりコンタックス用テッサー2.8cmF8が使用でき、
またネタックス用の標準レンズをコンタックスIIとIIIに付けるアダプターもあったようです。
レンズを沈胴すると、こんな感じで持ち運びに便利です。
シャッターは金属幕フォーカルプレーン式でB、1/5秒から1/1000秒。
ファインダーと別に距離計を装備しています。
さて、では使い方も簡単にご説明します。
まずは底部の2つの金具をまわして、裏蓋を引いて外します。
左側にフィルムを入れて少し伸ばし、右側のスプールの溝に引っ掛けます。
巻上げとシャッターを繰り返し、きちんと巻き取られているのを確認して
裏蓋をしめます。
レンズを引き出します。
沈胴したままだとピントがずれますので忘れずに・・・!
ファインダーは2つあります。
左が画角を確認する窓で、右がピントを合わせる窓です。
絞り値はレンズの前の部分を回して変えます。
こちらがピント合わせのレバーです。
右のリングを上に持ち上げて、希望のシャッタースピードまで黒丸を動かします。
巻上げはこのリングをぐるっと時計周りに一回転させます。
指で指しているところがシャッターボタンです。
撮り終わったら、フィルムカウンターの右にある小さなボタンを押しながら、
左のリングを時計回りに回して巻戻します。
フィルムカウンターは順算式です。
手動で1に合わせて、撮影を始めましょう。
さて、作例もご紹介します。
今回は横浜の街で撮影してみました。
テッサーならではの抜けの良さで、
横浜の広い青空も綺麗に写っていました。
76年前の横浜ってどんな感じだったんでしょうね。
クラシックカメラはこうして時代を超えて使い続けられるんですね。
ぜひ、クラシックカメラに挑戦してみませんか?
クラシックカメラと一緒にお散歩楽しいですよ♪
クラシックカメラは2号店2階にて取り扱っております。
お問い合わせは03-3342-3382までどうぞ!