【タイムズフォト】取手キャンパスからの富士
東京藝術大学 大学院の修了展を見に、茨城県の取手キャンパスへお邪魔してきました。
採点も兼ねているようで、ふだんから制作を行っていた天井の高~い部屋に作品が展示されていました。
作品を見たあと、レセプションパーティーが始まるまでの間にキャンパス内をぶらぶらお散歩しました。
見渡せど見渡せど森。林。土。道路(広い)。+鳥の声。
食堂棟のそばに不思議な植物が植わっていました。
おそらく、はぜた実に枯葉が絡んで残っているのですけど。巣のように見えました。
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さて私は、展示のほかにも楽しみにしていたものがありました。
キャンパスから富士山がキレイに見えることを友人に聞いていたのです。しかもベストスポットがあるのだと。
そのベストスポットはどこか…
残念ながら女性しか入ることができません。というか、男性が入ってはいけません。女性でも、嬉々としてカメラを持って入ったりすれば、ふつう不審がられます。…今回はどなたも用を足していらっしゃらなかったので、ゆるしてくださいませ。
手前に流れるのは利根川。夕日の沈みかけた時間でした。
私は飛行機の窓から、黒々したてっぺんが雲をドンと突き出た姿しか見たことがなかったものですから、ちらとでも富士のきれいなかたちを拝めるとうれしいのです。
レセプションパーティーでは、学内でどんなカメラを使っているのか尋ねようと思っていましたが、酔いがまわってそれどころではありませんでした。そして手作り料理やケーキのおいしいこと。皆料理うまいなあ…などと、ぼんやり思っているうちに、最終バスの時間になってしまいました。
まだまだ寒い取手でしたが、もうすぐそれぞれの春を迎えますね。
東京藝術大学絵画科 壁画の皆様、ありがとうございました。
*作品の一般向け公開は今月21日からです。大学院生の展示は上野公園内「東京藝術大学大学美術館」にて行われます。(学部生とは会場が異なりますのでご注意ください)
興味のある方はぜひ足を運んでみては。
詳細はこちらをどうぞ。
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