私にとっては貴重な平日のお休み。
天気は・・生憎な感じでしたが、二度寝をすることもなくいそいそと準備。
どんよりとした空模様でも「これはこれでフラットに光がまわっていいかな」
と妙なポジティブシンキングにはワケがあります。
今日は古くて新しい新パートナーとのはじめてのお出かけ。否が応でも盛り上がります。
「最初に組み合わせるレンズはやっぱりあの50mmか。でもあの90mmも持って行こう。
この間手に入れたズームファインダーがやっと役に立つ。」
なんて考えながら準備。
フィルムも抜かりなし。やっぱりあらかじめ装填しておこう。
パーフォレーション穴の数を数えハサミを入れる。
デジカメ、いや普通のフィルム一眼と比べても面倒なこの方法も他の同タイプ機種で予習済みです。
スナップ撮影用に35mmを着けたIVsbもカバンに入れておこう。
行く先は前夜にネットで探したあじさいの名所。
埼玉県熊谷市妻沼の「能護寺」というお寺です。
はやる気持ちを抑え、出来るだけ安全運転で目指すお寺へ。
人気のない境内。駆け出したりはせずに、じっくりと目当てのあじさいを探します。
露出を計ったら、心を落ち着けて、気の済むまでピントを合わせて一枚。
絞りを一段開け、シャッタースピード変えてもう一枚。
「コトンッ」という気持ちの良いシャッターの感触が「もっと撮ろう」と次の一枚を誘います。
絞ったり開いたり寄ったり、50mmをいろいろ試し、こんどは90mm。
あわてずにしかし出来る限り素早く、くるくるとレンズ交換。
ズームファインダーもつけると一気に戦闘的な見た目に。しばし見とれてしまいます。
満足するまで撮って、今度は古代の蓮が咲くという公園へ
公共工事で偶然掘り返された千数百年前の蓮の種子が芽吹いた、という古代蓮が咲く埼玉県行田市の「古代蓮の里」
二重像のコントラストも充分。感動的なほど合わせやすい距離計。
レンジファインダーには向かないと言われる中望遠でもこれなら大丈夫、という安心感があります。
結果も良好。いままで変倍式ファインダーを持つキヤノンのIVsbやVL2との組み合わせで使用し、それなりに満足していたのですが、あきらかにそれを上回る歩留まりの良さ。
ピント合わせしか出来ない距離計、ちょっと面倒なフイルム装填。
しかし思わず笑みがこぼれるような操作感触と納得の好結果をもたらしてくれる古くて新しいパートナー。
1946/47年生まれ Leica IIIc
ライカ社のフィルムカメラ終結宣言のあった2010年初夏、私のところにやってきた、今までとは違う何かをもたらしてくれる存在です。
いつでも一緒にいたい、コイツで撮りたい!と思わせてくれる。
画素数やフォーマットサイズ、連写性能以上に重要な性能とは言えないでしょうか?
そんなパートナーを探しに是非マップカメラへお越し下さい。
WEBでも、店頭でも、かけがえのない一台との出会いがきっとあります。
LEICA IIIc
LEITZ Sumitar 50mm f2
LEITZ Elmar 90mm f4
Canon IVsb
Canon 35mm f2.8
EPSON GT-X770(ポジスキャン)
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