【Nikon】室内でクローズアップレンズを楽しむ
2022年、明けましておめでとうございます。
今年もマップカメラをよろしくお願い申し上げます。
最近では珍しく寒い冬になっています。そんな季節にしか撮れない被写体もありますが、どうせなら建物から出なくてもぬくぬくした室内で写真を楽しもうではありませんか!
かつては各メーカーからラインナップされていた、フィルター感覚で装着するだけで最短撮影距離が短くなる「クローズアップレンズ」。今ではその数もめっきり減ってはしまいましたが、手軽に接写できる利便性はまだまだ霞んではいません。今回は筆者がもう15年以上前に入手したニコン純正のクローズアップレンズ、「No.5T」「No.6T」を最新のミラーレスに装着して撮影してみました。残念ながらすでに新品では手に入りませんが、62mm径のフィルター枠に対応し、1群2枚構成でずっしりと重量感があります。
カメラボディはZ6、レンズはすべてZ 50mm F1.8Sで撮影しています。
まずはレンズ単体での最短撮影距離は40cm、こんな具合です。
そして「No.5T」を装着して撮影。
「No.6T」を装着。
最後に「No.5T」「No.6T」を2枚重ねで撮影。ここまで寄って撮影できます。
これで身近にあるいろいろなものが被写体へと変貌します。
ただし、寄るほど、重ねるほど画質が低下するデメリットもあります。それを逆に利用するのも面白いかも知れません。
撮影機材の中に眠らせてしまっているみなさま、今年はそのクローズアップレンズに活躍の場を与えてみるのはいかがでしょう?