これまでに多くのカメラマンや写真家が愛用し、スナップからポートレートまで
幅広い撮影に使われる焦点距離です。
一般的に人の視点に近いといわれるのは50mmですが、
35mmというのは人の目に見えている範囲、
すなわち「視界」に近いのではないかと思います。
日常や旅先で自分の見たものを自然に記録するために、
機材は必要最小限にして軽快にいきたいものです。
今回使用したSAMYANG (サムヤン) AF 35mm F2.8 FE
はまさしく軽快の一言に尽きるレンズです。
ソニーの純正レンズにもSonnar T* FE 35mm F2.8 ZA SEL35F28Z
がありますが、本レンズはそれと焦点距離や明るさは
同一でありながら質量(本体のみ)で85.6gと軽く、
お値段もリーズナブルになっています。
窓ガラス越しではありますが、遠くの雪山はシャープ、
そして開放付近での適度な周辺光量の減少によって
より旅情感が強まります。
この日は風が強く、細かな雪の粒が風で巻き上がっていました。
F8まで絞れば全体的にシャープになります。
開放時との描写の違いがはっきりしているので使い分け次第で写真の表情を変化させることが出来ます。
光が差し込む階段のひび割れが時代を感じさせます。
モノクロにすると絞った時のシャープさがより引き立ちます。
ふとした瞬間にカメラがそこになければ何もできないのです。
このレンズならボディに装着してもほとんど存在を感じさせないほどに軽くコンパクトです。
たとえバッグの中にしまっていたとしてもすぐにサッと取り出すことができます。
そして何よりフルサイズ対応というのは驚くべきことです。
撮りたいと思った瞬間にカメラを持っている、
というのはどんな機材を使うか、ということより増して重要です。
ふとした瞬間を高画質で気軽に撮れる、
SAMYANG (サムヤン) AF 35mm F2.8 FEで気の向くままに
撮影をお楽しみください
SONY (ソニー) α7Rボディ ILCE-7R
SAMYANG (サムヤン) AF 35mm F2.8 FE
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